以前、このブログに寄稿したコラム

「vol.430」でも申しましたが、

もし、生まれ変わったら…Gジィさんが

一番なりたい名字（セカンドネーム）は…

 

「三宅」

 

…であります。そして、二位と三位は

 

「鮎川」

（※できれば「河」じゃないほうの）

 

「北条」

 

…といったところでしょうか。

 

「一番」の「三宅」に関しては…

日常的に着こなすにはハードルが高いけれど

「イッセイ・ミヤケ」の洋服は大好きだし、

（元）V6の三宅健くんも

「男の顔」としては断然い美しいと

ぼくが考える一人であって…。

 しかも、ぼくが所属する草野球チームの

チームメイトであり、シニアモデルでもある

「三宅さん」は、50歳をすぎても

端正な容姿をキープしつつ、

直毛のロマンスグレーが素敵な、

加齢を理想的なかたちで

受け入れたナイスミドル──

と、まあそんな浅い動機によるもの…

なのかもしれません。

 

「二位・三位」の「鮎川」「北条」に

いたっては──「鮎川誠」や「北条義時」

…とかに特別な思い入れが

あるわけじゃありません。

ただなんとなく、

 

「綺麗な字面と

響きの名字だなぁ」

 

…と感じるだけで、「好き」の動機は

より曖昧になってきます。

 

で、そんなGジィさんが憧れる「名字」が、

一体どれくらい

 

「世間的には人気が

あるのだろう…？」

 

…ってことが、ふと気になって、

インターネットで調べてみると…

とあるニュースサイトが、

 

「【全国の男女が選ぶ】

『生まれ変わったらなりたい名字』

ランキングTOP 28！」（2023年度）

 

…なるタイトルの記事を配信しておりました。

さっそく、その結果を見てみましょう。

 

1位：伊集院

2位：佐藤

3位：山田

4位：綾小路・早乙女・鈴木

7位：織田・田中

9位：橘・勅使河原・徳川

　　  如月・白鳥

14位：伊達

15位：伊藤・五十嵐・姉小路

           西園寺・中村・道明寺

21位：近衛・高橋・坂本・小鳥遊

           神宮寺・藤原・武者小路・櫻井

 

なんと！　Gジィさんの「TOP3」は

すべてが圏外！！！

 

「伊集院」が1位なのは

それなりに想定内ではあったものの、

（※僕個人としては「伊集院」は出来すぎな印象があります）

2位の「佐藤」…

それ以上に3位の「山田」…と、

このニッポンにおいては

 

「凡庸中の凡庸」

 

…に属するであろう二大名字に

ここまで票が集まるとは…

けっこうびっくりしちゃいました！

（※「山田」より「山本」のほうが

ずっとカッコイイと思うんですけどね〜）

 

ちなみに、知人のデリヘル嬢の話では、

風俗を利用する男性がもっとも利用する偽名が

 

「山田」と「山本」

 

…であるらしく、

だから顧客にホムペで公開される

お礼メールとかを送るときは

 

「Sさん」と「Yさん」

 

…のイニシャルばかりになってしまうのだそう。

言われてみれば、ここ“ハプバー”でも

 

「（男性の）佐藤or山田率」

 

…は、やたら高いような気もしなくはありません。

（※女性はファーストネームを偽ることが多いので）

 

では、ヒト（※←相当乱暴な括りですけど）は何故、

 

「偽名に佐藤や山田を

使ってしまいがちなのか？」

 

その理由のおおよそを占めるのは、

 

「単に考えるのが

面倒臭いから！」

 

…コレに尽きるのではないでしょうか。

 

たとえば、小説や漫画の原作などで、

それなりのリアリティを要するタイプの

 

「フィクションの物語」

…に着手するとき、その

 

「登場人物の名前

（とくに名字）を考える」

 

…作業には、けっこう頭を悩まされてしまいます。

 

なにか余程の明確な意図でもないかぎり、

「佐藤」や「山田」じゃ、平凡すぎて…

下手すりゃストーリーが混乱してしまう

危険性さえある…。

 

いっぽう、「伊集院」だと…つくり込みすぎ？

キラキラ系のBTモノだとかノベルティ小説なら、

まだアリかもしれませんけどね？

 

…となれば、ベストなのは

 

「その中間帯を突いた名字」

 

…か、いっそ村上春樹氏の長編小説

『騎士団長殺し』に登場する

「免色さん」クラスに

 

「突出して珍しい名字」

 

…を持ってくるしかない…わけですが、

コイツを考えつくのは、

「中間帯を突いた名字」を

考えつく以上にむずかしい。

 

なので、仮にあなたが本気で

小説を書きたくなったり、

風俗や“ハプバー”などで

偽名を使いたくなったとき、

ちょっとした爪痕的なものを残したいのだとすれば…

 

「三宅」「鮎川」「北条」

 

…のように、前出のランキングには

引っかからない程度の思い入れある名字を

密やかに脳内で

温めておけば良いのではないでしょうか。

 

ぼくが万一、小説を書く機会があれば

絶対に主人公の名字は

 

「三宅」

 

…にしますから！

 

漫画『ROOKIES』みたく

（主要）登場人物の名字を

すべて阪神タイガースの実在選手名に

しちゃったり、

漫画『ラストイニング』みたく

県内にある実在市町村名にしちゃったり…

といった荒技もなくはないんですけどね？

 

それにしても…素朴な疑問！

なんで、男性の皆さまは

風俗や“ハプバー”などで

やたら偽名を使いたがるんですか？？？

 

名字くらい、ホンモノがバレたって

…そこまでおっかないか!?

そんなの、

 

「痛くも痒くもない」

 

…じゃないですか！！！

 

したがって、ぼくは

デリヘルで本指名するときも

“ハプバー”でとなり合わせた女子に

自己紹介するときも、必ず

 

「ヤマダです」

 

…と、本名を告知したうえで、

 

「コレ、偽名じゃなくて

本名ですからね！」

 

…と、念を押すことにしています。

 

だって、いろんなお店で

その場しのぎの偽名ばっか使っていたら…

 

「アレ？　ここじゃあ

ボクの名字はなんだっけ？」

 

…ってなことになっちゃいません？？？