Vol.672 スポーツバーで「サッカー」は観戦できるけど「野球」はムリ!?
とある地方新聞が配信するニュースメディアがが
「スポーツバーなどで流す
パブリックビューイングが、
サッカーほど野球では
盛り上がらない」
…みたいな説を提唱しておりました。
同新聞社の取材に応じた
某スポーツバーの店主さんは、こう語ります。
「まず、予約の電話の数からしてかなり違う。(たとえば)W杯(カタール大会)では毎試合で全60席が完売し、キャンセル待ちが出るくらいの盛況だった。一方、WBCは(準々決勝までの)5試合で予約が入ったのは30席くらい。当日に訪れる人もいるが、来客数はW杯の方が倍近く多かった」
続けて、その店主さんは
「予想外に伸び悩む
(野球の)客足」
…の要因を以下のように分析します。
・野球は、ナイター中継をお茶の間のテレビで…という昔からの
イメージが根強く残っている?
・サッカーは点が入れば盛り上がれるというシンプルな印象があって、ある意味分かりやすい。対して、野球は複雑に感じ、ライトなファンは取っつきにくい?
・サッカーに比べて野球は一体感のようなものを共有しづらい?
・野球ファンは一つ一つのプレーをじっくり、ゆっくり楽しんで
いる感じがする?
・サッカーは前後半合わせても90分程度だが、野球は3時間半〜
4時間も試合時間がかかるから?
・試合時間が長いから、圧勝的な試合展開だと
途中で帰ってしまう人もいる?
じつを申せば、ワタクシGジィさんも
「サッカー(=W杯)は
パブリックビューで
観るのも一興だが、
野球は(球場に行けないのなら)
絶対に自宅のテレビで観たい」
…派の一人だったりします。
サッカーに関しては
「本来はあまり興味ないけど、
W杯の日本代表戦くらいは
ちゃんと観ますよ〜」
…レベルの典型的な
「ニワカ」
…なぼくとしては、スポーツバーとかで
周囲と一緒に盛り上がるのも…
それはそれで
「テンションも上がりそう」
…だけど、野球にいたっては…
周囲に邪魔されずに
「じっくりと鑑賞したい!」
…ってえのも、たしかにあります。
しかし、一番の理由は、
「3時間半〜4時間」
…といった長時間の試合を鑑賞するのに、
ずっと集中力をキープし続けるのは…
さすがにいくら野球好きな
Gジィさんでも困難だから
…にほかなりません。
「集中力が途切れてしまう」がゆえ、
ついお酒も進みすぎて、
酔いがまわればソファにゴロンと
寝っ転がりたくもなるし、
ピッチャー交代のタイミングで
トイレにも行きたいしタバコも吸いたいし、
「今観たプレーの是非」を
スマホで検索もしたいし、
お腹が減ったら簡単なおつまみをつくったり
カップラーメンを食べたりもしたくなる…。
つまるところが、
「人の目を気にせず
ダラダラと
“ながら” 鑑賞がしたい!」
…わけであって、
優劣の問題ではなく
「野球」というのは、そういう
「息抜き」
…が許される性質の競技だということなのです。
だってホラ! ここ“ハプバー”だって
サッカーみたいに別室で
「緊張感のある試合」
…が連続してしまったら…
さすがに好色なアナタだって、
「ヘトヘト」
…になっちゃうでしょ???
そう考えたら、
“ハプバー”といういう空間は
「サッカーよりは
野球的要素が強い」
…と言えるのかもしれません。
全然言えないか(笑)?