Vol.790 「ルーティンのハプニング」でしか勃起できなくなった悲しい男
ここ『アグリーアブル』のオーナーである
マツさんが…同ホームページに
定期的に更新なされているBLOG──
「ハプニングバー(ハプバー)
◯◯◯でエロプレイ」
…なるタイトルの、
(※↑「◯◯◯」には地名が入る)
都内から日本全国の
“ハプバー”を訪れ…その臨場感を実体験する
…というスタイルのコラムが、
複数投稿されております。
それらに目を通すたび…ぼくは、いつも
「すごいバイタリティだなぁ!」
「お忙しそうなのに…どーやって
そんな時間を捻り出してるんだろ?」
「エロなことが心底好きなのね?」
「好きこそモノの上手なれ!?」
…などと感心してしまうばかりなのですが
──じつのところ、
アラカンを迎えたGジィさんが…なによりも
「羨ましい!」
…と、つい嫉妬の念すらおぼえてしまうのが…
「毎度毎度スポットや
シチュエーションや
タイムスケジュールが
コロコロと変わる
アクシデンタル(=イレギュラー)な
環境下で…よくコンスタントに
“愚息” を勃起させることが
できるよなぁ…」
…ってことなんであります。
もちろんのこと…ぼくだって若かりしころは、
地方出張があるたびに…
「せっかくだから
地元の女子たちと
(可能なかぎり)の交流を
図ろうじゃないか!」
…と、キャバクラなりガーズルバーなりを
足繁くパトロールしてみたり…
スキあらば宿泊しているビジネスホテルに
(同伴しているクライアント様には内緒でw)
デリヘル嬢をこっそり呼んでみたり…
海外出張でも、
ソレっぽいエロティックそうな夜の街を
あてもなく彷徨(うろつ)いてみたり…
不得意なカタコトの英語で、
ソレっぽい業者に電話をして
ソレっぽい職業のオネエさんを
勇気を振り絞って呼んでみたり…と、
「けっこうお盛(さか)ん!?」
…だった時期もありました。
けれど…ここ数年は、
そーいう蛮行にはしる意欲も
めっきり無くなってしまい……
仕事が終わったら地元の美味しいモノを食べて、
宿の近くにある(もしくは宿に併設されている)
温泉やサウナでゆっくり骨休みしてから
てっぺんを越える前には
オナニーすらせずに就寝──
次の日の仕事と朝食ビュッフェのため
じっくり力を蓄える…といった
体(てい)たらく、であります!
いやいや、性欲自体が老いとともに
減退したわけじゃ決してないんですよ!
女体を前にしたら…今だって
それが二次元であろうが三次元であろうが、
チ◯ポはギンギンに勃たせることはできるし、
ザーメンだって
ピュンピュンに発射させることもできます。が、
そんな(当たり前の)
「ベストパフォーマンス」
…を遺憾なく発揮するには…
心身を、念入りな前準備を怠らず
「万全のコンディション」
…へと、持っていかなきゃならんのです…(T . T)
まず、お酒を飲んだら全然ダメ!
仮に飲まざるを得ない状況下で、
エッチに至ってしまった場合は、
バイアグラ的な「勃起促進剤」を服用し、
その効き目のピークをベッドインに
合わせないといけません。
(※つまり、アドリブが利かなくなるのです…)
あと、もう一つ重要なのが…
「場所と時間帯」
──コレは前にも書いた…
ような気がしますが…人間の感情には、
「未知への感動と既知への安堵」
…という二面性があります。
そして、人とはどうやら…
加齢を重れば重ねるほどに、
「未知への感動よりも
既知への安堵にすがる」
…傾向が強くなる──そのような性質を
持ち合わせているのではないでしょうか。
ですから、ぼくは…もはや
たとえば「風俗に行く」なら
なるべく同じ地域(※現在は五反田?)の
同じお店の…できれば同じお気にの子を指名して、
できれば夕方──晩御飯(の晩酌)の前に
ノンアルコールで “事” を済ませる
…といった、一種の
「ルーティン」
…でしか…下手すりゃ
チ◯ポを勃たせることができんのです。
こうした傾向は…残念なことに
“ハプバー”も例外じゃありません。
「ハプニングバー」なる “ハコ” に、
それなりの「ハプニング」を常に期待しながらも
もはや新しいお店を次々に開拓することで
「未知への感動」を得ようとするのは、
現在のGジィさんにとってはリスキーすぎる──
ゆえに、『アグリーアブル』を代表とする
行きつけの“ハプバー”に…
なるべくいつもの時間帯に、
できれば決まった曜日に…
おのずと通い詰めることになってしまうのです。
「ルーティンで
ハプニングを求める」
…なる概念は…よくよく考えてみれば、
いささか(どころか、かなり?)
矛盾しているのですが…
それはそれでしょうがない──
黙って受け入れるしかありません。
とりあえずは、
「チ◯ポを勃たせなきゃ
なんにも始まらない」
…わけですから???
…とは言え、マツさんみたいに、
「未知への感動」
…でも、きちんと安定的に
「スクランブル」
…できるような、なにかしらの訓練は
「老化防止」
…のためにも必須なのかもしれません。
このままだと…真っ当なデートでは
「永遠に
お持ち帰りできない男」
…へと成り下がってしまうわけですから…(汗)!?