Vol.8 「カレー味のウンチorウンチ味のカレー」問題と「変態」の定義について - ハプニングバー

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Vol.8 「カレー味のウンチorウンチ味のカレー」問題と「変態」の定義について

「カレー味のウンチか、ウンチ味のカレーか、どっちを選ぶ?」

 

──もはや「スタンダード」とも呼んで差し支えないほどに、方々で使いまわされてきた“究極の選択”の一つだと言えましょう。

 

そして、とあるフリーランスの人気女子アナが、とあるバラエティ番組で、こう質問されたときに「カレー味のウンチ」と答えるような「ちょっと変態」な男性がタイプ…みたいなコメントをなされておりました。

 

ただし、ここで「カレー味のウンチ」をチョイスするのが、はたして本当に「ちょっと変態」なのかは、いささか疑問が残るところでもあります。

 

ちなみに「変態」の正式な意味を『goo辞書』で調べてみたら、

 

(1) 形や状態を変えること。また、その形や状態

(2) 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態

(3) 《「変態性欲」の略》性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。また、そのような傾向をもつ人

 

…と書かれていました。

 

もちろん、一般的な会話でよく使用される「変態」が、たとえば「おたまじゃくしがカエルになる」みたいな(1)ではなく、(2)もしくは(3)の解釈をもって相手、あるいは自身を評する言葉であることは申すまでもありません。

 

つまり、「変態」のレッテルを貼られた(自他を問わない)人物は、大なり小なり「異常」「病的」「普通とは変わっている」要素を有していなければならないわけです。

 

さて。私が今回主張したいのは、「カレー味のウンチorウンチ味のカレー」の二択で「カレー味のウンチ」を選ぶのって至極普通なのでは、「変態」とは程遠いんじゃないのか…ってことなんです。

 

だって、(ス○トロマニア以外は)誰も「ウンチ味のカレー」なんて選ばないでしょ(笑)!?

 

ですけど、この“究極の選択”、じつを明かせばもう一つの回答があったりするんですよ。

 

そう、たいがいの人たちは、おそらく「どっちもイヤだぁ〜」と答えるはず…。

 

したがって、控えめに表現しても「お下劣」でしかない悪趣味な問いかけに対し、淀みなく“第三の回答”を放棄できること自体が、前出の某人気フリー女子アナがおっしゃるところの「ちょっと」だけ「変態」なのかもしれません。