とある老舗系の女性向けファッション情報誌が運営するネットメディアが、

 

『好きな人のSNSってチェックしてる？

男女それぞれに聞いてみたら…』

 

…みたいな主旨の記事を配信しておりました。まずは、そもそも

 

「好きな人のSNSをチェックする

男女がどれくらい実在するのか？」

 

…のアンケート結果から見てみると？？？

 

「チェックしている」と回答した男性は31％で、

女性は38％。「案外少ない？」といった印象ですが、「SNSをあまり見ない」と回答したのが男性は44％、女性は34％…とのことで、つまりが

 

「SNSを利用している半分以上の

男女はチェックしている」

 

…という“実態”が判明！

 

次に「チェックする理由」をいくつか以下に抜粋してみましょう。

 

「正々堂々と見られるため、恥ずかしくないから」

「どんな人なのか興味があるから」

「普段どう過ごしているかを定期的に確認したい」

「共通の話題づくりのため」

 

「チェック派」のなかには「フォローはせず、こっそりと見ている」といった男女も一定数いるらしい。ぼくもなにを隠そう「まだ付き合ってはいないけど、今後お付き合いしたい…と秘かに行為を寄せている女性」のSNSは、あえてフォローはせずにコソ見したりしています。それは、たまたま“ハプバー”で知り合い、懇意になった女性のSNSを偶然発見してしまった場合でも、決して例外じゃありません。

 

姑息な発想ではあるものの、まだぼくに対して油断している相手の、“ぼくがまだ知らない素の姿”をチェックしたいから…もっとぶっちゃけて言ってしまえば、

 

「その彼女の周囲に見え隠れする

“男の影”を確認し、それを“今後”の

持ち札として取っておきたい」

 

…からです。

 

そして、「すでに付き合っている恋人」のSNSは、必ず“わかりやすく”フォローします。フォローすることによって、

 

「迂闊に他の男と遊んでいるところを

SNSにアップでもしたら、

ちゃんとぼくがチェックしてますよ〜！」

 

……という警鐘を鳴らしめるためです。

 

もちろん“敵”もさるもの──そこそこ頭の切れる女性ならば、そういう彼氏の“監視の目”なんぞ軽くくぐり抜けるちょっとした工夫、たとえば「アップするのは自撮り写真か風景写真オンリー」「（浮気相手の）男はカメラマン役に徹してもらう」…くらいのことはするでしょう。

 

そう！　ぼくは、正確には恋人に「浮気されたくない」のではなく、

 

「浮気するなら徹底的に隠し通す程度の

デリカリーは有してもらいたい」

 

…のです。

 

いったんヤッてしまったら最後、ついついチェックしてしまい、チェックしてしまうことによって、いらん妄想や懐疑心を掻き立てられ…と、そんなじつはドロドロとしたネガティブな感情と、スパイ合戦さながらの駆け引きが錯綜するSNSの世界から、とっとと退散するという意味でも、前出のアンケート調査で予想以上に大勢を占めていた「あまりSNSを見ない男女」は、たしかに賢い選択をなされているのかもしれないし、もっと言うなら

 

「スマホというツールから隔絶された

“ハプバー”は、より進化した空間」

 

…なのかもしれません。