Vol.137 「オシャレすぎるヒト」の是非 - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.137 「オシャレすぎるヒト」の是非

「オシャレすぎる女性は

男から敬遠される!」

 

そんなことが書かれた記事を、とある恋愛系ネットメディアが配信しておりました。とりあえずは、その「9つの理由」を、以下に紹介しておきます。

 

【1】フツーな自分とは釣り合わない気がするから

【2】外見にお金をかけすぎで浪費家に見えるから

【3】オシャレに圧倒されてアプローチする自信を失うから

【4】何事にも美意識が高そうで、付き合うと疲れる気がするから

【5】プライドが高くて我が強いタイプに思えるから

【6】派手なファッションの女性は恋愛経験が多そうだから

【7】デートが高級志向になってお金がかかりそうだから

【8】自分のセンスのなさを痛烈に指摘されそうだから

【9】趣味の対象が違って、話が合わなそうだから

 

う〜ん、イイこと書いてるような、書いてないような…なんとなく

奥歯に物が挟まったかのような、不思議な読後感でした。

 

問題提起のテーマとしては決して悪くありません。ポイントは「敬遠される」のが「オシャレな女性」ではなく

「オシャレ“すぎる”女性」であるとこだと思います。じゃあ「オシャレすぎる女性」…いや、「オシャレすぎる人」とは、一体どういうヒトのことを指すのでしょう?

 

頭のてっぺんからつま先まで、一分(いちぶ)のスキもなく高級ブランドでキメているようなヒトのことなのかしら? 

 

おそらく、冒頭の「9つの理由」から察するに、ここでおっしゃるところの「オシャレすぎる」は、こうしたタイプがイメージとしては近い気が…。

 

でも、収入(=分母)が高いヒトなら、その高級ブランドの品々も“分相応”なわけで、コッチが「敬遠する・しない」以前に、アッチもおのずと“分相応”な相手をチョイスするのが“従来”であるからして

「いらん心配はしなくてもいいですよ〜」ってことになってきます。つまり、食費を削ってまで衣服や装飾品にお金を突っ込む、いわゆる

 

「ファッションエンゲル係数が

無茶に高いヒト=オシャレすぎる」

 

…というのが表現としては適切なのかもしれません。

 

先日、山手線車内で透明のビニ傘っぽい素材のズボンと、その下にピタピタで鮮やかなブルーのショートパンツをはいてスネ毛をつるんつるんに脱毛した“男子”を見かけたんですけど、そういう

「そこまでやるか!?」的なヒトも「オシャレすぎ」……なのかもしれません。

 

ぼく個人の意見を述べれば、女性のファッション傾向は、別にモテを意識したコンサバ風でも露出度高めのギャル風でも先鋭的な服飾専門学校風でも実用性を重視したワークマン風でも、なんだってかまわない。山手線で発見した「ビニ傘ズボン男子」のような、その傾向の“過剰さ”にもある程度寛大なつもりではあります。が、たとえば

バキバキのゴスロリ系だとか、難読漢字が散りばめられた特攻服を普段着とするクラスの姐さん系だとかは、「納豆が苦手」レベルでさすがに受け入れることができません。

 

あと、ここ“ハプバー”に関して申せば、オシャレ指数が高すぎる女性、イコール完全武装感が激しすぎる女性は、前出の「フルブランド系」にせよ「そこまでやるか系」にせよ、どことなく

 

「脱ぐ準備ができていない」

 

…ような印象を受けてしまい、より深い関係へと到るには少々手強すぎそうで、ぼくはついスルーしちゃいます。“ハプバー”でのファッションにかぎっては、一種の「だらしない」につながる

「ルーズさ」も案外重要なのではないでしょうか?

 

さて。2011年もあとわずか…。ぼくGジィさんも

今年は今日で営業終了です。5月末に最初のコラムを寄稿して以来、振り返ってみたらアッという間に137本もの原稿を書いちゃってました(^^;; 来年もマイペースでぼくの少々偏った主義主張を放言しまくるつもりなので、

 

引き続きのご愛読のほど、

よろしくお願いいたしますm(__)m