Vol.228 森高千里のオーラ
飲みの席などで
「これまで実際に会った
(女性)芸能人のなかで、
本当に綺麗だったのは誰?」
…みたいな話題になることが、たまにあります。そんなとき、ぼくは必ずこの3人の名前を挙げることにしています。一人は元SPEEDの
上原多香子さん、もう一人は内田有紀さん…そして、
もう一人は森高千里さんです。
あの稲垣吾郎さんも、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で、歌手・森高千里さんについて、こんな風な回想をしておりました。
「お変わりないですよね〜。よく昔、歌番組でご一緒させていただいて。リハーサルのときからちゃんとミニスカートを(はいて)。僕とかはリハーサルのときは私服とかでやっちゃうから…」
「(森高さんは)真面目な人でね、ちゃんと番組スタッフの方を思って…」
「(美脚に)ドキドキしちゃいましたけどね…こっちは見ていてね。思い出してしまいました」
ぼくの場合、森高千里さんとは正確には「会った」わけではなく、たまたま乗っていたタクシーのなかから、偶然表参道付近の横断歩道前で信号待ちのため立っているお姿をチラッと「見かけた」だけでした。
タクシーは青信号だったので、走っている状態だったのに…まさしくホンの一瞬でしかなかったにもかかわらず、信号待ちをしている他の群衆内からハッキリと森高さんを見分けることができました。(まだコロナ前だったゆえ)マスクもサングラスもしていなかったとは言え、圧倒的なオーラを放ち、そのオーラがまるでシールドごとく、彼女の周囲のみを覆っているような感じでした。
衰え知らずの美貌もさることながら、森高千里さんとくれば…まず
我々男子のあいだで語り草となるのは、やはり
「ミニスカートからのぞく美脚」
…でありましょう。
昭和世代とはあきらかに骨格が異なってきている若い世代には、美脚自慢の女性タレントも続々と登場しています。四肢とのバランスオンリーで比較するなら、森高さんよりも長い脚を持つ者も少なからず…なのかもしれません。
しかし、森高さんの美脚にはただ細長いだけのソレとは一線を画した
「ボン・キュッ・ボン!」
…がキチンとあるのです。
程よく肉付きの良い大腿部に引き締まった足首…さらには、
ふくらはぎもが高い重心を保ちながら、ぽっこりと美しい
凸のラインを描いているのが素晴らしい! ここ“ハプバー”においても、こんな神に選ばれた美脚の持ち主は、それだけで周囲の男どもの目が集中するもの…。ぜひ、そーいうアナタには森高さん張りのミニスカを着用していただきたい(切実なる想い)!
あと、森高千里さんの「特技」の一つとして有名なのが
「ドラム」ですが、コイツがわりと…どころか、かなりヤバい!
自他ともが認める「日本一のセッションドラマー」であった
故・村上“ポンタ”秀一さんは、自著『自暴自伝』(文春文庫PLUS)で、森高さんのドラミングを、こう絶賛しています。
俺、ドラマーとしてのチーさまを、冗談抜きで尊敬してるんだ。
(中略)ドラマーって、かならずフェルの後の二拍目に“情”が入るもんなんだ。「ドンツッタッタ(一拍目)、ドンツッタッタ(二拍目)、ドンツッタッタ(三拍目)、タカトゥンドンツッ(四拍目のフィル)、ドンツッ、バーン!」って、フィルの後の二拍目は思わず、気持ちが入って大きなアクセントをつけたくなってしまう。
ところがチーさまは、「ドンツッタッタ、ドンツッタッタ、ドンツッタッタ、タカタカタカタカ、ドンツッタッタ」っていうふうに、気分の高まりを絶対見せないで続ける。「すげえな、おい……」って感心してたもん。真似しようったってなかなかできないよ、あれは。よっぽどハートのコントロールができてるんだろうね。
そう指摘されれば、森高千里さんのステージはどんなに観客がエモーショナルな状態であっても、どこか淡々とした風情がある…
気もしなくはありません。熱っしているんだか冷えているんだかが判別困難である、そのイノセントでミステリアスな唯一無二の存在感こそが、タクシーですれ違った瞬時でも森高千里を特定できるオーラの
正体なんじゃないでしょうか?