Vol.233 「潔癖の度合い」について
タレントの橋本マナミさんが、とある昼のバラエティ番組に出演し、自身の潔癖症な一面を明かしておりました。そのおおよその内容は、以下のとおりでした。
「ちょっと変わった潔癖症なんですけど、私の手についている常在菌は他の菌よりも強いと思っているので、手を洗わずに(皿を)ぬぐってから使います。自宅にあるお皿とかもぬぐいますし、あとはお店に行ったときに取り皿とかも手でぬぐってから(使います)」
「(他にも)「同じ鍋をつついて良いのは夫だけで、実家の家族もダメ。友だちはもってのほか!(だから)家に友だちは呼びたくない、呼んだとしてもトイレを使うのはNG!!」
「お鍋って、けっこうアレじゃないですか? 他のモノを食べたもので、またお鍋をつついて、最後に雑炊とかしたときに、いろんなもモノが混ざっている可能性もありますし…」
そこまでも屈強な常在菌に守られているのなら、沸騰した鍋のなかで彷徨(さまよ)う雑菌程度は全然OKでしょ、すぐ殺菌できちゃうでしょ…って気もしなくはありませんがw、まあ、この手の生理的な感覚ってヤツは得てして論理性を欠いた主観的なものなので、その矛盾をいちいち指摘してケチをつける気はさらさらありません。
ちなみに、ぼくは橋本マナミさんの顔もプロポーションも…あと、面識がまったくがないため、実際どんな性格なのかはよく知らないのだけれど、少なくともテレビや雑誌上で確認できるかぎりの立ち振る舞いも、けっこうタイプだったりします。
「けっこうタイプ」ゆえ、もし万が一マナミちゃん(※←ちゃん付けw)から
「アタシと付き合ってください!」
…と、逆告白でもされた日にゃあ…もちろん、二つ返事どころか五つ返事くらいの勢いで猛烈な首肯をもって
「ハイ! 喜んで!!」
…と、即応じることでしょう。
しかし、晴れてお付き合いできたとしても悲しいかな、たぶんそう
長続きしないんじゃないか…とも思わなくありません。前出のお話を聞くかぎり、「潔癖の度合い」があまりに激しくかけ離れすぎているからです。
自己診断するに、ぼくの潔癖度数は「並の下」、もしくは「下の上」あたりでしょうか? 鍋は初対面のヒトと
つついたって闇鍋だってノープロブレムだし、仮に居酒屋で洗い残しのケチャップとかが取り皿の端にちょこっとこびりついているくらいなら「いいよ…このままで」と交換の要求もしません。さまざまな排泄物が方々に飛び散る相当に劣悪な環境の公衆トイレの個室でも、便意が切羽詰まっていたなら(爪先立ちで)用を足すことができますし、ここ“ハプバー”において、見知らぬ男性と一緒に一人の女性のボディを××することだって、へっちゃらです。
対する橋本マナミさんの潔癖度数は、かなり低く見積もっても
「上の中」??? 常々、ぼくは
「潔癖の度合いが大きく
かけ離れているカップルは、
価値観や趣味や食の好みが
異なるカップルよりもやっかい」
…だと警鐘を鳴らしているのですが、先にも申したとおり「生理的な感覚ってヤツは得てして論理性を欠いた主観的なもの」であるからして、コミュニケーションによっておたがいが歩み寄ることは至極困難であります。
とりあえず、大好きなマナミちゃん(※←ちゃん付けw)のためにぼく個人は潔癖を心掛けはするでしょう。ただ、気さくに自宅へと友だちを招きたい派のぼくとしては…無理を申して、友だちを二人の“愛の巣”に呼んだとき、彼女が
「トイレは使わないで!」
…なんて言ったりしたら、やっぱあまりいい気分はしません。
どんだけ上から目線やねん! ぼくが、です(笑)。
いや、そういうマナミちゃん(※←ちゃん付けw)を責めていたり非難しているわけじゃ断じてないんですよ! ここ“ハプバー”においても
潔癖症なヒトは潔癖症なヒト同士で、比較的不潔への耐性が強いヒトは比較的不潔への耐性が強いヒト同士で交流を深めるほうが、ストレスレスで良好な関係を築きやすい
…ってことなのです。
そもそも、マナミちゃん(※←ちゃん付けw)クラスの潔癖症なヒトが“ハプバー”でレアに楽しむこと自体、なかなかにハードルが高い気もするのですが…???