Vol.321 ハプバーで流れているH動画がノー本番になったらどーなる?
“ハプバー”では雰囲気づくりという狙いがあるのか、
よくHな動画が客席から見える角度にある大画面のモニターで流れていたりします。
そして、仮にそれが自宅で観たらなんてこととはないエロレベルの作品であっても、ここ“ハプバー”で観たら…時おり妙にムラムラ
してしまうことがあります…でしょ? 同じモノでも場が変われば、また違った角度から脳を刺激する…ってことなのでしょうか…。
いずれにせよ、“ハプバー”におけるH動画は、淫猥な空気をよりいっそう盛り上げ、掻き立てる、さりげなく重要な
スパイス的役割を果たしていると言えます。
さて。そんななか(どんななかw?)、
「当局の規制強化によって、
アダルトビデオの本番行為が
禁止になる…かもしれない?」
…という噂は、もう数年も前からあとを絶ちません。
もちろんのこと、我々男子ユーザーたちからすれば死活問題
であります。
もし万一、それが近未来に「ちまたの常識」となった日
にゃあ、AV…すなわち
「まだまだ最優良と
されているオカズ」
…は一体全体どうなってしまうのでしょう???
そもそも、本来AV制作に関しては、あくまで「疑似」が建て前であり、じつのところ「本番」は法律的にグレーゾーン…
なのだそう。
それがお上の黙認のせいで(おかげで?)、現在のAVは、
無し崩し的に
「ほぼ100%本番」
…が当たり前となっている…とのこと…なんですと!
そーなんですね!? ぼくは知りませんでした(T . T)。
某事情通のAV関係者はこう語ります。
「一昔…いや、二昔前までは疑似だった芸能人AVなんかも今は挿入しています。疑似だとネットに書かれてすぐバレるし、売れませんから。4~5年前は1作平均して(売上本数が)2000本だったのが、今は平均500本ほど。本番禁止になったら、メーカーや販売店は大変です」
AV撮影での本番行為を全面禁止することが、はたして近年立て続けに表面化している一連の「女性人権問題」の本質的な解決につながるのかどうか…ぼく、Gジィさんには正直わかりません。
わからないので、とりあえず今回は
「本番ナシのアダルトビデオ」
…が本格的に法令化された場合、
「作中に及ぼすであろう影響」だけに焦点を絞り、
その今後を大胆に予測してみましょう。
(1)「疑似」を前提として鑑賞する男性ユーザーの目が、より肥えてくる
モザイクに隠された結合部分が「100%未挿入」だと公になる……ということは、女優の容姿や前戯のテクニックや性交渉に至るまでのプロセスなどにこだわる男性ユーザーが必然的に増えていく…のではないでしょうか?
(2)女優・男優に演技力が求められる
…となれば、もちろんのこと女優や男優にも、いにしえのロマンポルノ映画クラスの(性行為以外の)演技力を求められるようになる…のではないでしょうか?
(3)女優に求められるモノのハードルが高くなるため、AV(セクシー)女優が激減す
る
「ただ入れられてつかれて喘いでいるだけ」といった、
ある意味楽チンな手抜きが許されなくなるゆえ、もはや
アルバイト感覚では許されず、「AV(セクシー)女優」が、高い職業意識となんらかのスキルを持った女性にしかできない特殊な仕事となっていく…のではないでしょうか?
(4)女優・男優のギャラが安くなる
しかも、これまでは「本番行為への対価」として解釈されていた高額なギャラが下手すりゃ半額以下となってしまうケースもあり得なくはありません。さらに、その値切り感は男優サンにまでも飛び火する…のではないでしょうか?
(5)一作にかかる制作の負担は重くなる
基本、射精がなくなり、性行為自体が演技中心となっていくわけですから、予算を削られたうえに、現場ではNG→リテイクが何度も繰り返される…のではないでしょうか?
(6)いっそう変態的なセックスが主流となる
たとえば、「アナルだったら女性器には入れてないから平気でしょ?」みたいな新しい逃げ道が見いだされ、(撮影中の)性行為がマニアックなかたちへと変態化され、
結局はイタチごっこと化していく…のではないでしょうか?
(7)無修正モノの流出が無意味になる
入っていないんだから、無修正のハメシーンを見せられても、かえって興醒め。どうしても挿入にこだわりたいなら、制作側もユーザー側も法を犯してアンダーグラウンドへと潜るしかなくなっていく…のではないでしょうか?
う~ん、どいつもこいつも絶望的な予想…って気もしますが、
案外悪くもないのでは?
…って気も…Gジィさん的にはしなくはありません。少なくともぼくは、Hな動画を鑑賞するときは、結合局所ではなく
「カラみ」という行為の全体像を脳内で捉え、欲情するタイプの男子であるからです。したがって、モザイクが入っている部分が本当はどうなっていようと、ぼくにはさほど関係ないのであります。
いずれにせよ、我々のような使うだけの部外者は、このままじっとギョーカイの行く末を、静観し続けるしかないわけです…よね?