Vol.367 もしハプバーでシングルマザーと出会ったら? - ハプニングバー アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.367 もしハプバーでシングルマザーと出会ったら?

ここ『アグリーアブル』に足繁く通う常連客の皆さまのなかに、

 

「じつはアタシ…

シングルマザーなんです」

 

…って女性はいませんか? 

 

とある女性向けの恋愛系WEBメディアが、

 

「シングルマザーの恋愛が

うまくいくための心得」

 

…について、アレコレと言及しておりました。

 

同記事は女性目線──すなわち、シングルマザーに対してアドバイスを施す体(てい)の内容だったのですが…とりあえず、ここに書かれている(シングルマザーが恋愛するにあたって)

「気をつけるべきこと」「うまくいくコツ」は、

以下のとおりでありました。

 

【気をつけるべきこと】

・デートの約束は「子持ち」を自覚する

・恋愛に溺れない

・早い時期に(男性に)「子持ち」を打ち明ける

・「勢い」は通用しないと知っておく

・(周囲に)交際をオープンにする

 

【うまくいくコツ】

・後ろめたさはかんじなくていい

・恋愛に積極的になろう

・子どもに打ち明けることを恐れない

 

なかなかに的を射た名回答だと言えましょう。おおむねは

「正解」だとGジィさんも思います。

 

どーして、したり顔(的な口調)でこうも自信満々に断言できるのか…と申せば、ぼくは(あくまで偶然なのですが)過去に何度か(当時)シングルマザーだった女性に入れ上げてしまった経験があり、したがってシングルマザー事情にはめっぽう詳しかったりするからです。

 

なので、今日は! これらのリサーチから得た豊富な情報をもとに、Gジィさんからは“ハプバー”で

 

「今宵はシングルマザーの

女性を口説きたいという男性」

 

…に向けて、ささやかながらいくつかのアドバイスを贈りましょう。

そうあるケースではないことは重々承知ではありますが、万一そうなった場合は相当に参考になるはず…と、自負できるほどに濃度の高い話なので、来たるべき有事に備えて、隅から隅までの

必読をオススメします。

 

まずは、2歳になる双子の娘を持つS代さん(27歳)の話を聞いてください。

 

「『オレ、シングルマザーって好きなんだよ』みたいな風に告白されたことが何度かあります。シングルマザーへの寛大なその気持ちはとてもありがたいんですけど、正直、『ホントかよ!?』って気が勝ってしまい、今イチ信用できません。そもそも『シングルマザーが好き』って言葉自体に矛盾があるんです。じゃあアナタは子どもがいる私が好きなの? 違うでしょ。おそらく子どもがいなくても好きになってくれるんでしょ? だったら、子どもは“いないほう”がよりベターでしょ?」

 

まさにグウの音も出ない、完ペキなロジック!!!

 

そして、このような一種のニヒリズムをも匂わせる「男性観」は、なにもS代さんにかぎったものではないようです。次に、4歳の娘を持つ M美さん(31歳)の話を聞いてください。

 

「私の感覚では、心底から『シングルマザーでもかまわない』と言ってくれる男性は100人に一人いるかいないか…。私たちは常に“男性を選ぶ”のではなく、“男性から選んでいただく”というスタンスなんです。裏を返せば、“そうポンポンと100分の1の確率が巡ってくるはずかない”という考えが染みついちゃっているから、慎重になるのはしょうがないと思います」

 

そんな彼女たちに言い寄ってくる男たちが口にする

「口説き文句」のなかでも、もっとも定番かつNG

なのは、以下の3つなのだそう。

 

(1)自分は「子ども好き」だから

 

「子持ちバツイチで子育て経験のある方ならまだしも、子どもの面倒な部分を体験したことのない男が言ってくる、この安易なセリフはまったくアテになりません。そこまで言うなら『毎日夜泣きしてもちゃんとニコニコしていられるんだよね?』『一度子どものウンチを触ってみなさいよ!』と突っ込みたくなる。親戚や友だちの子どもやペットレベルで『子どもが可愛い』なんて博愛主義を公言してほしくない。私たちシングルマザーは“すべての子ども”じゃなく“自分の子ども”だけを愛してもらいたいんです」(E佳さん:26歳・息子1歳)

 

(2)たまには二人で会わない?

 

「それができるんだったら、苦労はしませんよ(笑)。ほとんどのシングルマザーは、保育所や両親に子どもを預けて仕事をしているんです。経済的にギリギリだったり、肩身の狭い思いをしながら毎日を生きているんです。だから、プライベートだと必ず子どもが付いてくるのは大前提! デートするなら3人で。エッチも3ヵ月に一度ほど外泊できたとき、子どもが寝てから、やっと、そっと…が当たり前なんです」(前出のM美さん)

 

(3)子どもも一緒に全部面倒見るから!

 

「結婚したら、いきなり確実に“お金を稼げない扶養家族”が最低でも一人は増えるんですよ? よほどのお金持ちでもないかぎり、家計は相当厳しくなるわけです。そこらへんの冷静な将来設計も立てず、勢いだけでこういうセリフを言われても、白けてしまうだけ!」(Y美さん:29歳・娘5歳)

 

では、はたして彼女たちのソウルを揺さぶる

「必勝のセリフ」はあるのでしょうか? 

 

ある一人の娘と一人の息子を持つシングルマザーは、自分に好意を寄せてくれている一人の男性が、さり気なくささやいた次の一言にグラッと来て、再婚を決意したと言います。

 

「ボクにはすでに

娘と息子が二人いるから

新しい子どもはいらないよ」

 

「もし、再婚して新しい子どもができたら、その夫がその子ばかりを可愛がるんじゃないかって不安が、シングルマザーには常にあるんです。現実に新しい子どもができる・できないは置いておいて、そういう肩の力が抜けた考えを自然と口にしてくれたら、私たちも安心できるんです」(R子さん:33歳・娘5歳と息子3歳)

 

ちなみに、R子さんは上記の男性となんとなく付き合っている関係になって、3年以上──「シングルマザーと真剣に付き合いたいなら、とにかく地道さと根気強さが不可欠」と語ります。安易に

 

「シングルマザーがいい!」

 

…などと提言する前に、それなりの覚悟を決めるべきだということです。

 

あと、「シングルマザーの適齢期」についても、じつに興味深い意見があったので、最後に紹介しておきます。

 

「できれば、子どもには離婚→再婚といった複雑な事情や空気を悟られたくないので、子どもが2歳のあいだに、最悪でも3歳になるまでには再婚したいです…(笑)」(前出のS代さん)

 

さて! もちろんのこと、ここ“ハプバー”においては、たとえたまたまシングルマザーである女性と知り合ったとしても、そのヒトと付き合ったり結婚したりする関係にまで到ることは、

ほぼ100%あり得ません。

 

が、そういう日々厳しい環境に身を置く彼女たちの、デリケイトな心情をさりげなく察したうえで、

“ハプバー”マニアのジェントルな男性諸君は…

くれぐれも不用心かつ無神経な発言を口にすることは避けてもらいたいものです。

 

※今回、文中に登場している女性・子どもの年齢は、すべてGジィさんが彼女らを口説いていた当時のものです。