Vol.420 脳のお話(メタボ対策…etc.編) - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.420 脳のお話(メタボ対策…etc.編)

【前回のあらすじ】

最近「左手のしびれ」が気になるGジィさんが友だちの現役脳神経外科医の先生に、緊急診察をお願いしたところ、話が次第に意美容・健康法へと広がって…???

 

先生:人間って、極論、死ぬ病気は二つしかないんです。

 

「がん」と「血管の病気」

 

…です。

 

──そーなんですか? もっといろいろあるような気も

するんですけど…?

 

 先生:日本人の死因って、1位は「がん」、2位が「心臓」の病気、3位が「肺炎」、4位が「脳」の病気…なのは、なんとなく知ってますよね? 

で、「心臓」と「脳」「血管」の病気。そして、「肺炎」は寝たきりの人が起こす病気で、なぜ寝たきりになるかといえば、「脳」の病気で寝たきりになる。ということは、「がん」に気をつけるための早期発見「血管」に気をつけるための

 

「メタボ対策」

 

…が不可欠となってくるわけです。

 

──「がん」の早期発見に重要なことって?

 

先生:すご~く普通なアドバイスで恐縮なんですけど、

 

「マメに検査に行くこと」

 

ネイルサロンに5千円かけるなら健康診断に5千円かけてもいいんじゃないの、と。

 

──たしかに、むっちゃ普通ですよね(笑)。

 

先生:今の医療界は、病院が新しくできるスピードが患者さんの量に追いついていないのが現状なんです。「ならば患者さんを減らす努力をしてみよう」というのが僕の考え方なんですよ。

 

──わかりました。ところで…メタボ対策は? 先生の場合、やはり

 

「食事制限」

 

…なんですよね?

 

先生:基本、好きな物を食べてはいますけど、

腹6分目から8分目くらいで我慢する癖をつけ、食べ過ぎないように気をつけています。

我々現代人が対峙すべきなのは

 

「欲」

 

──太っている人って、不思議なのは

お腹がすいていないのに食べちゃうんですよ。

朝はモーニング食べて、昼になったらランチタイムで…みたいに、悪い意味でそれが慣習になっている。

お腹がそこまですいていないなら抜いたっていいじゃないですか。そりゃあ、肉体をフルに使った仕事に就いている人は3食きちんと食べることが大事かもしれない。でも、デスクワーカーだと、3食食べるほどお腹はすかないんですよ。じゃあ2食でもかまわないじゃないですか。

 

「お腹がすいたら食べる」

 

…って生活でいいんじゃないですかね?

 

──いちいち耳の痛いご意見ありがとうございます。ところでボク、最近物忘れが激しすぎて…。

 

「これって、

アルツハイマーとかの

前兆だっりするのでは?」

 

…なんて考えたりして、けっこう不安なんですよ。

 

先生:人間って、使わない能力は落ちるんです。筋力もそうだし脳もそう。Gジィさんさん同様

「最近、記憶力が落ちてきた」って言う人はいっぱいいます。けど、それは記憶力が落ちているのではなく、

 

「思い出す力」

 

…が落ちているんです。だって、

 

「あの人、誰だっけ?」

「◯◯さんだよ」

「そうそう!」

 

…ってことに、たいがいはなるじゃないですか。 基本的に社会人は、「思い出す機会」が減ってくるもの。なぜなら

 

「試験」がない

 

…から。高校や大学で受ける試験は、記憶力じゃなくて「思い出す力」をテストしているんですよ。

いっぽうで、社会人になればカンニングができちゃう。ネットもすぐ見られるし、人に聞いても叱られない。だから、今のテクノロジーが発達した時代では、遮二無二なって「思い出す力」を鍛えなくてもいいんです。それよりも重要なのは「発想力」とか「想像力」といった前頭葉的な問題。

一番ダメなのは、あれも憶えられない、これも憶えられない…と

ショックを受けること。求められているのは、Googleとかから情報を取捨選択して、それを組み合わせ、なにかをつくりあげる

クリエイティビティ編集的な能力なのですから。

どうしても漢字が書けなくなった自分を、

若いころの全盛期に戻したいなら

 

「スマホやパソコンを捨てる」

 

…しかないんです。

 

──なるほどぉ〜! じゃあ、先生がおっしゃる

 

「前頭葉的な“脳力”」

 

…を鍛える具体的な方法を教えてください。

 

先生:「残り物で料理をすること」

 

…が一番気軽にできてオススメ。人間、

 

「なにか制限を

与えられたほうが、

頭を使おうとする」

 

…ので。 無尽蔵にお金があって、どんな食材でも近所のスーパーですぐ買えるという環境で料理をするより、「1000円以内でつくりましょう」だとか「今、冷蔵庫にあるものだけでつくりましょう」と縛りがあったほうが、いろんなことを発想しやすいってことです。

あと、パートナーと共同生活をしている人にゼヒ試してもらいたいのが

 

「入れ替わり体験」

…です。

 

「普段、男性がやっていることを女性が担当し、女性がやっていることを男性が担当する」

 

そうすれば、新しい発見が脳を刺激するだけじゃなく、相手に対する思いやりも芽生えるし、まさに一石二鳥です。

 

──じゃあ、“ハプバー”でも

 

「役割を男女逆転」

 

…させてみるっていうのは、いかがでしょう?

 

先生:どんなプレイか想像がつかないけど、

ハプニングバーだと、そういうプレイもウケるのかもしれませんね(笑)。