Vol.461 「デキる男」について
「デキる男」
…になるためのマニュアルめいた指南書は、書店に行ってもインターネットで検索しても、屑のようなモノからなかなかに精度の高いモノまで…昨今ではわんさと溢れかえっております。
つい先日も、毎度のごとくYahoo !ニュースを右指でスクロール
していると…
『ココに差が出る!
「できる男」の休日や
隙間時間の活用法5つ』
…なるタイトルの、とある女性向け恋愛系WEBサイトが配信する記事が目に留まりました。そして、そこにはこんなことが
書いてありました。
【できる男の休日の過ごし方】
(1)読書
(2)運動
(3)社交場に赴く
(4)趣味
(5)料理
【できる男の平日の隙間時間】
(1)電話やメールチェック
(2)ニュースチェック
(3)勉強
(4)資料をまとめる
【できる男になる方法】
(1)ダラダラしない
(2)勉強資料を持ち歩く
(3)ニュースアプリをダウンロード
(4)常に前向きに取り組む
(5)周囲を思いやる
ネット記事にしてはチェック事項も多めで、それなりに
「気づき」を促す項目もなくはありません。まあ、大雑把には
「なかなかに精度の高いモノ」
…にカテゴライズできる、良質な部類の記事だと言えましょう(※←上から目線w)。
ちなみに、ぼくは「休日」どころか平日も
「野球(=運動)」ばっかやってるし、「料理」は
もはや日課として通常のスケジュールに組み込まれています。このブログに寄稿するコラムのネタ探しのため、スキあらばあらゆる媒体で「ニュースもチェック」しているし、仕事は基本
ノマドスタイルなので、バッグはいつも「勉強資料」でパンパンです。
しかし、こうやって
「できる男認定テスト(?)」の
「答え合わせ」
…をしているうちに、
「そもそもデキる男とは
どんな男のことを
指すのだろう?」
…という、根本的な疑問へと行き着いてしまいました。
同記事の冒頭では、
「仕事もプライベートも
全てが充実している男
=できる男」
…と定義されています。けれど、「公私ともどもが充実している」という「デキる男」の設定は…ゴールとしては、いささか曖昧すぎると思えてなりません。たとえば、
「仕事で最高の
パフォーマンスを発揮するため
休日はほとんど寝ている」
…ような男はダメなのか? だったら、平均睡眠時間10時間以上で、ニューヨーク遠征時でも「社交場に赴く」どころか、
外出すらしたことがない…と言われている
大谷翔平選手は「デキない男」ってことに
なるのでしょーか…??
大切なのは「仕事もプライベートも充実させること」自体ではなく、
むしろ「させた」うえでの
「その後を明確化すること」
…なのではないでしょうか。
少なくともぼくにははっきりとしたイメージがあります。Gジィさんにとっての「デキる男」とはズバリ!
「モテる男」
ひいては
「“ハプバー”でヤレる男」
──コイツに尽きるのです。
モテさえすれば…『アグリーアブル』で女子と別室までご一緒さえできれば、貧乏であっても無知であっても
仕事がデキなくても全然かまいません。ただ、
「お金持ちで
博識で
仕事がデキる男」
…のほうがモテる確率はやや高くなるっぽいので、それらすべてを兼ね備えている風の男を、ぼくは“ハプバー”においても
演じたいだけなのであります。