来店
予告
ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.484 ハプバーでの「第二印象」について

ここ『アグリーアブル』に足繁く通う

“ハプバー”マニアな皆さまは、

 

「パッと見だと、

今宵の相手としては

イマイチ

ピンと来なかったけど、

話しているうちに

だんだん好きになってきた

…かも???」

 

…みたいな経験はありませんか? 

もう少々、言い回しを小難しくするならば、

 

「第一印象より

第二印象で

相手の評価が高くなった」

 

…というケースであります。

 

とある老舗系女性向けファッション誌が運営するWEBメディアが

 

「恋愛対象じゃなかった

はずなのにデートで

好きになった5つの瞬間」

 

…なるタイトルの記事を配信しておりました。

男性117名を対象として、

 

「(これまで)どんな瞬間に

興味なかった女性を

好きになったのか」

 

…を調査。その彼らが

 

「恋に落ちた5つの瞬間」

 

…を紹介する内容でありました。変化球ではありながらも、我々男子からしてもなかなかにこう興味深いテーマを

ストライクゾーンに入れてくるあたりは、

若い女子の最大公約数的な恋愛事情を30年近くほじくり返してきた実績を持つ某老舗系女性向けファッション誌だけあって、

 

「さすが!」

 

…といったところでしょうか。

 

ちなみに、アンケートの結果によると、「あまり恋愛対象ではない女性からデートに誘われた」場合、じつに69%の男子

 

「とりあえずOKして行ってみる」

 

…らしく、

 

「恋愛対象ではない女性と

デートに行って、

結局その後

『いいかも』と思った」

 

…ケースは55%にものぼる…のだそう。

 

ほうほう…けっこうあるんですね〜こーいうことって!?

かくなるGジィさんも、少なく見積もって50回くらいはあった…と記憶します。

 

では、その「5つの瞬間」とは???

 

(1)話したら意外と気が合った

(2)内面・外見で意外な面があった

(3)気遣いがあった

(4)礼儀正しかった

(5)家庭的な一面があった

 

う〜ん…わからなくはないけど、ぼくは正直な話、

どれもピンと来ませんでした。どうして

 

「ピンと来ない」

 

…のか? その理由を分析する前に

 

「そもそもなぜ、

ぼくはある一定の女性には

恋愛感情を抱けないのだろう?」

 

…ってことについて自問しなければならないと考えます。

 

あくまで「Gジィさん個人」に限定すれば…ぼくはズバリ!

 

「セックスしたいと思えない女性」

 

…には絶対に恋愛感情を抱けません。

 

逆に言うと、

 

「なんらかの

セックスアピールに

長けてさえいれば、

ほぼすべての女性が

恋愛対象となりうる」

 

…のです。たとえ「気遣い」「礼儀正しさ」「家庭的な一面」

…などがゼロであっても、です。

 

一応、断っておきますが

 

「露出度=セックスアピール」

 

…とみたいな単純な定理ではありません。そして、何度かデートや会話を重ねていくうちに、相手のさり気ない言動や仕草、いつもとはコンセプトを異にしたファッションやメイク…ほか諸々から、ふと

 

「これまで隠蔽されていた

セックスアピール」

 

…を発見できたとき、ぼくはたちまち恋に落ちる…。まさに

 

「恋愛対象じゃなかった子を

好きになってしまう瞬間」

 

…であり、それは

 

「その子のことを

心身ともにもっと

知ってみたい!」

 

という願望のあらわれ──つまり、ぼくの「恋愛感情」は、まずは必ず

 

「セックス」

 

…を起点とするのです。だから、ぼくは“ハプバー”で出会い、よりいっそうの濃密な関係に至った女性には常に恋愛をしています。たとえ、その場かぎりの儚(はかな)い親交であっても…。そして、

 

「恋に落ちるか否か」

 

…の分岐点になるのは、初見(=第一印象)──すなわちビジュアル的なエロさではなく、むしろカウンター席での会話中、

相手からしみじみとながら引き出すことができた

内面的なエロティシズム(=第二印象)

いわゆる

 

「リビドー」

 

…のようなものであって、

仮にその彼女が首から下は露出度ゼロなファッションであっても、取り立てて特筆すべき個性がない顔立ちであっても、それはジャッジの対象にはなりません。

 

あと、

 

「ぼくに興味のない女性」

 

…に(※「ぼくに興味のない男性」にも)、原則としてぼくはまったく興味を持つことができない人間なので、

 

「自分に1ミリも脈がない女性」

 

…に対しても、恋愛感情を抱くことは…まあありません。表現を変えれば、

 

「最初はぼくを完ペキにノーマークとしていた女性が、じわじわとぼくへの興味と好意を示してくだされば。ぼくも同様にその彼女のことを好きになっていく…」

 

じつに傲慢な理屈なのかもしれませんが、ぼくはこんな自分のわかりやすい感情の起伏と機微が、わりと嫌いじゃなかったりするのです。

 

いずれにせよ、“ハプバー”で今宵の相手を厳選する際は、限られた時間内ではあっても、それなりの手間暇をかけて

相手の内面を紐解くような会話を交わすことが重要なのではないでしょうか?

 

カウンター席に鎮座する女性客を(あるいは男性客)を数秒間

ザッと見渡しただけで

 

「今日は、あんまし

エロ(っぽ)いヒト

がいないなぁ〜」

 

…なんて感じで、早々に見切りをつけるような愚行

もってのほか…ということです。