Vol.524 【ハプバーでもいる?】誰でも彼でも「クン付け」しちゃうヒトの謎 - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.524 【ハプバーでもいる?】誰でも彼でも「クン付け」しちゃうヒトの謎

友だちでもカレシでも息子でも舎弟でもないのに、誰でも彼でも

 

「クン付け」

 

…しちゃうのはいかがなものなんでしょう?

 

ただ、たとえば

 

(嵐の)相葉クン」

(KAT-TUNの)亀梨クン」

「風間(俊介)クン」

 

…と、(おもに)ジャニーズアイドル「〜クン」呼ばわりしている女子高生

 

「年上なんだから

クンじゃなくてサンだろ!」

 

…と目くじら立てて叱りつけるほど、Gジィさんも野暮な人間ではありません。

 

もはや「亀梨クン」の「クン」なんかは、「ゆうこりん(=小倉優子さん)」「りん」と同様、姓名とセットにした

 

「アダ名」

 

…として立派に成立しているからであります。

 

アラフォー・アラフィフあたりのオネエさん

可愛らしい童顔系のアスリートを、たとえば

 

(羽生)ユズ(ル)クン」

「大谷(翔平)クン」

 

…だとかと呼び、はしゃいでいるのもご愛嬌

 

しかし、これらとは明らかにニュアンスが異なった、LINEですらつながっていない

 

「ほぼ…もしくは

まったくの他人」

 

…をつかまえて、デモーニッシュ「クン付け」乱用するヒトが実在します。

 

とくにマスコミ業界アパレル業界中高年層に多い印象がある──最近はめっきり減少傾向にあるものの、

絶滅はしていません。

 

もう15年も前の話──とあるファッション系PRの仕事での

ミーティングに、Gジィさんもスタッフの一人として参加したことがあります。

 

そこには、フリーランスプロデューサーだったか

コーディネーターだったか…要は

 

「なにをやってんだか

よくわからない

(当時)40〜45歳くらいの

Tさんという男性」

 

…が同席しておりました。

 

Tさんは、とにかく態度が尊大で、MTの進行役のとなりの席で、その進行役の逆となりにいた同プロジェクトの責任者より偉そうに両足を机の下に放り出し腕を組んで座っていました。

モスグリーンコーデュロイ・ジャケットの肘には

楕円形のパッチが貼ってありました。そして、

 

「イベントの

看板タレントは

誰にしようか?」

 

…みたいな議題になったとき、そのTさんはおもむろに

こう提案したのです。

 

「木村クンとか

呼んじゃおっか!?」

 

「木村クン」とは、もちろん「キムタク」──木村拓哉

さんのことであります。

 

たしか、あのころはまだSMAP解散しておらず、その人気と勢いは現在の比じゃなかったと記憶します。そりゃあ、呼べたら大金星! 広告業界内外でも話題沸騰間違いなしでしょう…が、そんな大物、ホントに呼べちゃうの?????

 

恐る恐るぼくは、Tさんに

 

「キムタクと

面識とか…

あるんですか?」

 

…と聞いてみました。すると、

 

「いや、ないけど」

 

…と、ピシャリ返されてしまいました。

 

「〜けど」で終わったからには続きがあって、じゃあせめて

 

「ジャニーズ事務所に

強力なコネでもあるのか?」

 

…と期待していたら、別段そうでもないらしい(笑)。

 

その後、Tさんは「オグリクン(=小栗旬さん)」やら「ヒロシクン(=藤原ヒロシさん)」やら「ヒカルちゃん(=宇多田ヒカルさん)」やら「テルマチャン(=青山テルマさん)」やら…の著名人の名を次々と挙げては、

 

「そんなヒト呼べるんですか?」

「それはソッチの仕事でしょ」

 

…というやりとりを繰り返し、散々場を乱すだけ乱して

去っていき、次のミーティングからは二度とその姿を見ることはありませんでした。

 

ギョーカイ内での精通感をアピールすることによって、周囲に対しマウントを取る戦略なのかもしれませんが、

やはり面識のないヒトのことを呼ぶときは

 

「さん付け」

 

…で(※Tさんとは一度しか面識がないので、今回のコラムでは一応「さん」付けにしておきましたw)。当事者がいない場合は、時短を図った合理性重視ってことで

 

「呼び捨て」

 

…でもかまわないのではないでしょうか?

 

ここ“ハプバー”のカウンター席での会話でも…

何度か、こういった

 

「アンタ、絶対そのヒトと

1ミリも面識ないっしょ!」

 

…って芸能人なんかを気安く「クン付け」している輩を目撃したことがありますけど、そういうヒトは、

万一より親密な関係にまで至ったときでも、

 

「マウンティング気質の

独りよがりなプレイ」

 

…に終始してしまう可能性が高いので、Gジィさん個人としては、

あまりオススメできません。

 

逆に「上から目線」で責め立てられただけで、アソコが

ジュンとしてしまったり、愚息がビンビンになってしまったりするような真性のマゾヒストには超オススメだったりもするのですが…ちなみに、ぼくは「ヤラれる」のは嫌いじゃないけど、「ヤル」のはどうも苦手です。

 

それにしても、いったいこの手のヒトたちはどういう基準で

 

「クン付け」と

「さん付け」の

線引き

 

…をしているんですかね〜? 

 

「自分より

年上か年下…

あるいはタメ年か」

 

…ってとこでしょうか? いや、Tさんだったら松平健さんのことですら、本人と対面していないかぎりは

 

「松平クン」

 

…と呼ぶ気がしてなりません(笑)。

 

ある意味、すごいメンタルですよね??? 

あんまし見習いたくはないけど…。