Vol.662 【ハプバーのカウンター席で語りたい小ネタ!】大阪出身のGジィさんが帰阪するたび、東京と関西文化とのギャップをあらためて痛感する瞬間とは?
とある総合ニュース系ネットニュースメディアが、
「コテコテの関西人が
関東の友人に指摘されて
驚いた関西ならではの文化」
…なるものを、5つ紹介しておりました。
とりあえず、その「5つ」とは…
以下のようなものでありました。
(1)エスカレーターの立ち位置
(※現在は片側に寄らず二列並びが推奨されているが、それでも関東は左側、関西は右側で立ち止まる傾向がある)
(2)店員さんや他人との距離感
(※関西人は誰でもすぐ仲良く雑談する?
ホンマかいなw!?)
(3)「マクドナルド」の略し方
(※大雑把に分類すれば…関東は「マック」で
関西は「マクド」)
(4)路線バスの乗り方
(※原則として、関東は前のドアから乗って先に料金を払い後ろのドアから降り、関西は後ろのドアから
乗って前のドアから降りるときに料金を払う)
(5)ソースのバリエーションの多さ
(※関西のスーパーには「たこ焼きソース」「お好みソース」
「トンカツソース」…ほか、とにかくソースが
多種類並んでいる…らしい?)
なるほど…どれも
「今さら感」
…は少々否めない、
あらゆるメディアや口コミで
さんざん語り尽くされてきた、
もはや定番的なギャップばかりだと言えます。
あえて補足させていただくなら、
(1)の「エスカレーターの立ち位置」は、
立ち止まっている人が完ペキ右側なのは
(正確に申すと)「大阪」だけで、
圧倒的に全国・全世界からの
観光客が多い「京都」なんかは、
「右側と左側のケースが半々」と…
統一しきれていない印象があります。
あと、(3)の「マクドナルド」問題に
関して関西人と論争すれば…
けっこう高い頻度で
「だって、マックやったら
コンピュータと間違えるやん!」
…なんてツッコミが入りがちだったりします。
大学卒業までの20数年間を大阪で過ごし、
その後、すでに40年近く東京を中心として
活動してきたGジィさんでありますが、
とくに、ここ数年は
仕事で関西に出張する機会が多かった…。
おそらく去年だけで20回は
新幹線ないし飛行機で
この約500㎞の距離を行き来しているであろう
──そんなぼくが「東京人」として、
あらためて「関西文化」の独特ぶりを痛感したのは…
以下の二つでありました。
まず一つめは、
「温そばの汁(の色)が薄い」
…ということ。最近は
『丸◯製麺』や『はな◯るうどん』や
『おに○んま』…など、
関西系うどんのチェーン店による
関東進出によって、
汁(の色)が薄い「うどん」は、
東京でも珍しくはなくなってきました。
が、うどんより麺の味にクセがあるからなのか…
関東の「そば」は、
いまだ温そばでも汁は真っ黒け!
対して、関西の温そばは
立ち食いそば屋でも汁の色は薄く、
そのぶんカツオ出汁がすごく利いていて、
甘みがほとんどありません。
そして、ぼくはそういう
「関西の温そば」
…が大好きで大好きでたまらないのであります!
次に二つめ!
「関西人は
テレビカメラを向けられたら、
素人でも
プロ並みの流暢な
しゃべりを披露する」
…ということ。たとえば、
関西ローカルの朝の情報番組
『おはよう朝日です』
…とかを観ていても…
街頭インタビューに応じている
おばちゃんもおじいちゃんも女子高生も…
誰もが、とにかくベタベタの関西弁を
巧みに駆使しながら…
ときにはオチまでつけて
お笑い芸人さながらの
面白いコメントを語ってくださる。
はじめのうちは「たまたま」だと思っていました。
けれど、何度も観ているうち…
ほぼ100%の確率で
「面白い!」
…という事実が判明したのです。
そういう熾烈(?)な土壌で生まれ育ち、
こうしたコミュニケーションスキルを
無意識に磨き上げてきた関西人の皆さまは…
その類まれなる素晴らしい資質を、
もっと誇ってもかまわない
…のではないでしょうか???
いや、マジで(^^;;!
なので、関西出身の
“ハプバー”マニアなヒトたちには、ぜひ
「関西弁での
カウンター(席)トーク」
…をオススメします。
ただ、関西弁は…
「相手の好き嫌いが
ハッキリと分かれる」
…傾向があるため、かなり
「ハイリスク・ハイリターン」
…な戦術でもあるのですが…???