Vol.676 「隠し味」について Again! - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.676 「隠し味」について Again!

「ハプバーの

カウンター席で

話題に困ったときの

小ネタの一つ」

 

…として、かつてここ『アグリーアブル』

ホムペに寄稿したコラム

「vol.47」で、たしか…

 

「カレーの隠し味」

 

…について書きました。

 

そして、そのコラム

 

「Gジィさん

カレーだったら

ミルク醤油ウイスキーに、

ヨーグルトはちみつに、

リンゴチョコレートに、

ケチャップに…

 

…と、とにかくなんでもかんでも

 

「隠し味」

 

…としてブチ込んでしまいがちな

傾向が強い──

 

「それはもはや

カレーじゃなくて

カレー風味

別の料理なのでは???

 

…と、自分自身にツッコミを入れた…

記憶があります。

 

ぼくは50をすぎたあたりから

料理に凝っているのですが、

お世辞にも「本格的」とは呼べない

かなりてテキトーな感じのものばかりであります。

 

どのくらい「テキトー」かと言えば、まず

 

(原則的に)レシピは

ほとんど使わない!」

 

具材調味料も、
すべてその日まかせの目分量──なぜなら

大食感である「ぼくの一人前」

 

「レシピ通りの量だと

全然足りない!」

 

…ので、おのずと

 

「適量」

 

…となってしまうのです。

 

しかも関西育ちであるせいか、舌が

 

「薄口好み」

 

…ゆえ、レシピを鵜呑みにしたら

Gジィさん的には

 

「しょっぱすぎる味付け」

 

…になってしまう…ってえのもあります。

 

あとはですねぇ…

 

「レパートリーを増やそう

という発展的意欲」

 

…がイマイチ希薄だったりもします。

 

「美味しい」と感じた料理を

何度も繰り返してつくる
ある意味意固地な、

 

「ヘビーローテーション型」

 

…の典型なのです。

 

で、そんなGジィさんが

現時点で挙げる得意料理は、

 

「おでん」

「関西風すき焼き」

(※↑割り下を使わない砂糖と醤油のみでつくるすき焼き)

 

…なんですけど、同じ料理ばっか

つくっているせいか、
つい、気まぐれにいろんな

 

「隠し味」

 

…を入れたくなってしまうのが

悪い癖だったりするのであります!

 

「すき焼き」だと、

「肉を柔らかく」するために

ビールを入れたり日本酒を入れたり
ウイスキーも入れたり、

紹興酒まで入れたり…。

 

「おでん」も少しでも

「複雑な味」…にしようと

ハチミツを入れたり

つぶしたトマトを入れたり

テキーラも入れたり

マッコリまで入れたり…。

 

でも、不思議なことに、

最後は絶対にいつも

 

「同じ味」

 

…になっちゃうんですよ〜!

 

「つくり慣れた料理」というのは、

無意識のうちにつくり手

 

「DNA」

 

…が注入されるのかもしれません。

 

「DNA」が大げさなら、つくり手の

 

「バイ菌」

 

…ですかね?

 

昔、料理漫画のパイオニアである

 

『包丁人味平』

 

…で読んだのですが、

 

「漬け物は人それぞれが

持っているバイ菌の

個性のせいで、
混ぜる人が数日違えば
味も変わってくる」

 

…というウンチクをふと思い出します。

 

「隠し味程度で

その料理のDNAは

簡単に崩れやしない」

 

…ってことなんでしょうか?

 

だって、“ハプバー”でも、

一人や二人くらい

初見のアグレッシブなお客さん

混じったところで、

 

「店内の雰囲気が

劇的に変わる」

 

…なんてことは滅多にないでしょ???

 

それなりの年月をかけて

築き上げてきたものは…

 

「それなりに強固!」

 

…ってことですな???

 

以上!