Vol.678 【ハプバーでは無縁な論争?】「ラーメンデート」はアリかナシか!?
去年に結婚を発表した
日本テレビの水卜麻美アナウンサー(37)と
俳優の中村倫也さん(37)が、入籍してまもなく、
(※水卜アナが属する局が放送する)
某情報バラエティ番組にカップルで出演──
そのオンエア中、
デートの話題に及ぶと、水卜アナが
「これまで(デートを)したことが
ほとんどなかったので…」
…と、前置きをしながら、
「ラーメンを食べに行く
約束をずっとしていて、
じつはそれはできたので…」
…と、笑顔で報告していたのを
今でもよく憶えています。
そして、この発言を受けて
ネット上ではしばらくの間
「ラーメンデートの是非」
…について、
「サイゼ(リア)デート」に引き続く
新たな論争が巻き起こった…
とも記憶しています。
Gジィさんからすれば、
「ある程度の信頼関係が
出来上がっているカップルならば、
デート場所が
サイゼであれ
ラーメンであれ
吉◯家の牛丼であれ…
全然アリ!」
…だと思うんですけど…
その規模はともかくとして、一応
「論争」
…にまで発展しちゃったってことは…おそらく
「まだ信頼関係が
出来上がっていない
男女の初デート、
もしくは
せいぜい2〜3回目の
デートに限定して〜」
…ということだったのでしょう。
では、とりあえずここでは
「そういうことで!」
…と断定し、親愛なる『アグリーアブル』マニアの
皆さまに、あらためて問い直してみることにします。
「初デートで
ラーメン屋は
アリかナシか?」
ここ“ハプバー”で出会ったカップルは原則として
「連絡先を交換すること」
=「店外でデートすること」
…が禁止されていますので、
あまり意味がない問い掛けではあるんですけど、
まあ、カウンター席でジャブとして打つ
話題としては…
そこまで悪くない…ような気もしなくはありません。
その「回答」が、相手の行動パターンや
異性との接し方に対する価値基準を測る
目安くらいにはなるんじゃないか…と。
さて! まずは、
Gジィさんの個人的な意見を
述べさせていただくと…
それはさすがに
「ナシ!」
…だと思います。(※ただし、出会い系アプリなどで
「趣味:ラーメン」をキーワードに盛り上がったうえで対面にまで至った男女は除く)
いや、なにもぼくは
「ラーメンは
カジュアルすぎる」
…だとか、
「安上がりで貧乏くさい」
…なんてことを言っているのではありません。
単純に「ラーメン(屋)」だと、
一緒に店内に居られる時間は
どんなに粘っても30分くらい?
しかも、その半分以上の時間は
「黙々とずるずる
ラーメンをすする行為」
…に費やされてしまいます。
つまり、「食事」という体(てい)の
「デート」をしながら、
おたがいの素性を探り合うのに、
ラーメン屋は滞在時間の面で、
単純に不向き…なんですよ。
「美味しい!!!」
…と評される有名店が
こうも日本全国に建ち並ぶ昨今において、
「ラーメン」とは…「飲食店」というよりは、
むしろ「野球観戦」や「温泉」に近い
「イベント」
…の域にまで達しているのではないでしょうか。
だから、「マニア」まではいかなくとも…
そこそこラーメンが好きで、
そこそこは信頼関係が築かれている──
たとえば東京在住のカップルだったら、
「茨城県にある『◯◯』という
ネット上でも
評判が高いラーメン屋まで
足を運び、
1時間以上並んでから
やっとその “噂” の
ラーメンにありつく」
…のも全然アリだし、
そんな「デート」は絶対に
楽しいに違いありません。
そういえば…
「合コン経験三ケタ以上!」
…とうそぶく、
とある某一流企業の派遣受付嬢から
「待ち合わせ場所が、◯◯◯町にある『ラーメン二郎』の行列で、そこに男女8人が40分ほど並んで、全員であのデカ盛りラーメンをきちんと完食してから、二次会のダイニングバーへと向かった
合コンが、あまりに斬新で好印象だった」
…みたいな話を聞いたことがあります。
その彼女は「ラーメン合コン」の勝因を、
以下のように分析しておりました。
・ 「ラーメン二郎が一次会」という、
まさにギリギリのラインを突いた意外性
(=合コン慣れしている女性を中途半端に高級なお店へ
連れて行っても、大した爪痕は残せない)
・ 大行列に混じって長時間並んでいるときに会話がはずむ
・ 「ラーメン二郎に一度は行ってみたい」と思っていながらも、一人あるいは同性同士ではなかなか店に入りづらい
という女性は案外多い
・ 「大食感」をアピールできる
(=なんだかんだいって、女性はいっぱい食べる男性が好き)
・ 一次会で心底満腹になってしまうため、
二次会は飲みに集中できる
(=予算的にもリーズナブルな価格に抑えられる?)
なかなかにハイブローな
「合コンの戦略」
…だと、ひたすら感心するばかりなのですが、
コレはあくまで百戦錬磨の
「猛者(もさ)同士」
…による高度な駆け引き──
鬩(せめ)ぎ合いだったりするので、
初心者のヒトが
「初デート」
…に応用するのは、
ややデンジャラスすぎるのかもしれません?
やはり、最初のデートだけは…無難に
「洋モノ系のレストラン」
…あたりを提案するのが
月並みではありますが、
「ベター」
…なのではないでしょうか?