Vol.704 男女が一つの空間に同居する際、気をつけるべきこと
某女性向け恋愛サイトで、
「恋愛の達人」を自称する、とある女性が
読者からのこんな質問に応じておりました。
「同棲を始める前に
相手に確認しておくべきことは
なんですか?」
…といったもので、それに対する
「恋愛の達人」を自称する、とある女性の
関西弁による「回答」は、
以下のとおりでありました。
(1)家事の分担
(※「料理は彼女、掃除は彼」など、あらかじめ担当を決めたり家事をする曜日を決めたりしておくと…
同棲後に不満が起こりにくい)
(2)お金の管理
(※お金の問題は、同棲後に揉める原因としてめっちゃ多いねん。家賃、光熱費、食費ほか(かなり)細かいところまで同棲前に
決めといたほうが絶対いい!)
(3)喧嘩した時の対処法
(※(喧嘩したあと)仲直りのタイミングを逃してしまうと、その後も険悪な空気のまま時間を過ごさなあかんくなる。喧嘩の原因について話し合う、翌日まで持ち越さないなど仲直りの手段を
決めておくのがオススメ)
なるほど! どれも「同棲」…
だけじゃなく「結婚」でも、
「(肉親以外の)
男女が同じ空間で
住まいと共にする」
…際、事前に必ずクリアしておかねばならない、
「基本の基」
…とも呼べるチェック項目だと、ぼくも思いました。
ただ、(3)の「喧嘩した時の対処法」に関しては…
「同棲のプロ」
…としてならすGジィさんから、
もう少々だけ補足をしておきましょう。
「いざ喧嘩してしまった時のため
“避難場所” をなんらかのかたちで
確保しておくことが大事!」
…ってことであります。
前出記事中でもご指摘があったとおり、
「どんなに仲が良くて
も同棲(もしくは結婚)すると
喧嘩はしてしまいがち」
…なのは、当然のこと。ゆえに、
「喧嘩をするな!」
…というアドバイスはあまり意味を成しません。
だからこそ、
「喧嘩したてホヤホヤ」
…の最悪に気まずい時期に、
(できれば2〜3日間は)おたがいが
「顔を合わせなくて済む環境」
…を、あらかじめ
つくっておくことがポイントなのです。
もちろん、ベストなのは
「広い家に住むこと」
──たとえば、男女各人が
その(同)空間内で
何日かは生活ができるレベルの
「自分の部屋」
…を確保できれば…
それが無理でも、せめて男女どちらかが
「テレビやベッドを
置けるくらいの
きちんとした部屋」
…を有していれば…
「引きこもり」
…によって、冷却期間を設けることができるのです。
しかしながら、「結婚」ならともかく「同棲」だと
そこまで広い家を借りることは
「予算的にむずかしい」
…ケースもあるでしょう。
ならば、双方が…最低でも男女片方が
「家に
居づらいときに
外泊できる場所」
…を持っていればいい。
その「外泊」の目処は…
「会社」
「友人宅」
「泊まりも可能なサウナ」
ほか…なんだってかまいません。
「ハプニングバーで朝まで〜」
…コースも気分転換を兼ねて…
で全然アリ…だけど、
「浮気相手の家」
…は、モメている最中はあまり関心できません。
そして、そこではさらに…こうした
「無断外泊」
…をも黙認することができる
「パートナーに対する、
信頼関係に基づいた
ある程度の “無関心” 」
…が、あと一つの重要なポイントと
なってくるのではないでしょうか。