もう20年以上も前の話でしょうか…

たまたま友人の結婚式で一緒のテーブルになった、

とある著名な（元）文筆家で、

最近は俳優とかをやっているL.F氏に

 

「Gジィさん

（※↑実際は本名で）って…

あと２年くらいで
死んじゃいそうな

雰囲気があるよね」

 

…なんてことを言われたことがあります。

 

まったくもって人を困惑させるだけの

 

「意味不明な発言」

 

…でしかなかったのですが（笑）、

あらためて振り返るに…

そのころのぼくは、どこか「刹那的」というか、

 

「生き急いだオーラ」

 

…を発していた──正確な表現をすれば、

 

「生き急いだオーラを

頑張って

出そうとしていた」

 

…のかもしれません。

 

ぼくの身近で例えると…

Hクン（※イニシャルトークばっかですみませんm(__)m）

という男友だちがいるんですけど──

そのHクンは現在、日本の中部地方で

住職の職に就き、

ちょっとした町の名士になっているのですが、

若い時代は、

 

15歳（中学生）で某超大手出版社の

４局の編集部をフリーパスで闊歩していたり、

チーマーになったり、

新幹線をつくったり、

ヤクザの準構成員になったり、

民主党（※現・立憲民主党）の

某衆院議員の秘書を務めたり、

役者になったり、

エロCS画像にモザイクを入れる仕事に就いたり、

闇運送屋をはじめてみたり、

動物園の食堂の店員のバイトをしてみたり、

光回線のセールスマンをしてみたり…

 

そして、あまりにあらゆるフィールドで

 

「不義理」

 

…を尽くしすぎたのか、

 

「渋谷センター街」

 

…で、ぼくの前を歩いていたのが

いきなりフッと消えたかと思えば…
道のど真ん中で

 

「土下座」

 

…をしていた…という、

 

「圧倒的に怪しい経歴」

 

…で、出生も育ちも凡庸な

Gジィさんとしては、
そんなHクンが（当時）ぷんぷんと

噴出しまくっていた

 

「明日死んでも

全然おかしくないオーラ」

 

…を羨ましく思っていたフシも、

否定はできなくはありません。

 

つまり、リリーさん…うんにゃ、L.Fさんの発言は、

（当時の）Gジィさんにとって、なかなかの

 

「褒め文句」

 

…だったわけで…

結局のところ…その予言は、現時点で

 

「見事に外れちゃっている」

 

…わけなんですけど（笑）…

ここ数年はよく、

会った人会った人から

 

「Gジィさんさんって…

小さな病気を繰り返して、

まわりにいっぱい迷惑かけながら

100歳くらいまで

生きそうですよね」

 

…なんてことを言われたりします。いわゆる

 

「長生きキャラ」

 

…ってやつですね。

 

最初こそ不本意ゆえ

露骨に機嫌を損ねてもいましたが…ここ数年は、

 

「それもちょっとアリかな？」

 

…などと、じわじわ…ではあるものの、

気に入りはじめている自分もいるのです。

 

だって、大なり小なり

 

「他人にかける迷惑」

 

…こそがそのヒトの

 

「人生の軌跡」

 

…なんだとすれば、

かけた迷惑が多ければ多いほど、
そのヒトの人生は

 

「特異性」

 

…を増し、周囲の記憶に、

より深く刻まれていくのだから…？？？

 

ただ、たとえば、ここ“ハプバー”とかの

 

「一期一会」

 

…的な場で、初対面の相手にかける迷惑は

やはりいただけません。

あくまで迷惑をかけるなら、

 

「ある程度の

長い付き合いがあって

ある程度まで

気を許せる関係」

 

…の相手に限定すべきなのではないでしょうか。

同性の友人と一緒に“ハプバー”に行ったとき、

その友人がトイレにでも行っている最中に

 

「抜け駆け」

 

…をして、女子を横取りする…みたいに。