Vol.710 おならぷーぷーのすけ
すみません!
これからとんでもなく
「くだらない話」
…をします。ここ『アグリーアブル』に
寄稿するコラムでは、すでに
「くだらない話」を何度も
数えきれないほどしてはいるんですが…
今日の話はそんななかでも
「ダントツ」
…に「くだらない話」なので、
もう一度謝罪しておきましょう!
「本当にどうも
すみません!!!」
さて! ぼくがこっそりと実践している
「反社会的行為」
…のひとつに、街の雑踏にまぎれながら、
「おならを思いっきし
プープーしながら歩く」
…という
「ストレス発散法」
…があります。
「街」というのは…当たり前のこと、
人が集まれば集まるほど──
栄えれば栄えるるほど、なんらかの
「音」
…が方々から連続的に発生しているものです。
したがって、Gジィさんの
「おなら」
──「放屁音」なんぞは、そうした
「氾濫する雑音のハーモニー」
…にかき消され、ついでに
「匂い」
…だって、(少なくとも)歩きタバコの煙
なんかよりは速やかに
「霧散」
…しちゃうことだろうと、
「高を括った」
…うえでの、秘やかな楽しみなんであります。
ところが! つい一週間くらい前…
この「秘やかな楽しみ」を
あまりに勢いよくやりすぎて…
事もあろうに、
「うんこまでチョイ漏らし」
…してしまったのです。
さすがの(?)Gジィさんも、あまりの
「スクランブル」
…な事態に、思わず青ざめてしまいましたよ!
人間、アラカンにもなれば、
尿道や肛門の締まりがめっきり悪くなり、
ときには…
「糞尿を漏らしていること」
…の自覚すら無くなっていく…という現実から
目を逸(そら)らしていた自分が愚かでした(T . T)
だから、「高齢者用のおむつ」ってヤツにも
ニーズが生じ、商品化されているのか…と。
おまけに、空オナラではない、
「実つきのソレ」は、音も
「ブヒヒヒンッ!」
…と、けっこう独特だったようで、
振り向くと、たまたまぼくの
すぐうしろを歩いていた、
これからスナックにでも出勤するっぽい
すっぴんの40代女性が、
かけていたサングラスを
片手でおでこまで上げて、まるで
「なにか見たこともない
奇獣を発見したかのような表情」
…で、ぼくの尻あたりを凝視しておりました。
「漏らした」という自覚があっただけでも、
まだマシだったのかもしれません。
結局、ぼくはそのすっぴんの40代女性に、
「ごめんなさい!」
…と一言…ナゾのお詫びを入れ、
「漏れたうんこが
崩れない範囲の全速力」
…で、その場を一気に駆け抜けたのでありました。
「不幸中の幸い」
…だったのは、この事件(?)が起きたのが
自宅から徒歩数分の場所だったこと──
コイツがもし、表参道だとか恵比寿だったら、
自分はどうすればよかったのか…
想像しただけで背筋が寒くなるのでありました(T . T)
おしまいっ!