昨日アップしたコラムで、ぼくは──

 

「（人間の）男」

 

…を、なんですけど……

 

「女好き」と「女嫌い」

 

…に分け、さらには

 

「SEX好き」と「SEX嫌い」

 

…に分けでみましょう。すると

 

「女好きのSEX好き」

「女嫌いのSEX好き」

「女好きのSEX嫌い」

「女嫌いのSEX嫌い」

 

…という４つの組み合わせができる──

と書きました。また、そのうちの

 

「女好きのSEX好き」

「女嫌いのSEX好き」

 

…に関するGジィさんなりの考察をも

「前編」にて…詳細に展開してきました。

 

…ってなわけで！　今日は〝残り〟の

 

「女好きのSEX嫌い」

「女嫌いのSEX嫌い」

 

…について、語ってみることにしましょう。

 

さて！　じつを言えば…

一昔前に流行（はや）った…いわゆる

 

「草食系男子」

 

…ってヤツは…ここで申すところの

 

「女好きのSEX嫌い」

 

…な男のことではないか…と、

ぼくは密かににらんでおります。

「カノジョは欲しいけど

エッチは正直、面倒くさい…」

 

…みたいなオーラがびんびん伝わってくる

（※ときには公言さえする）若い男子は、たしかに

一時期めっちゃ増えていた気がしますし…。

（※最近は、若い男子も振り返し的に

やや肉食回帰している印象もありますが？）

逆に、ぼくら世代が若いころには…

そーいうタイプはほとんどいませんでした。

 

しかし、よくよく考えてみると…

〝彼ら〟がそーなってしまうのも

考えようによっては…無理はありません。

 

「自分の部屋での

アダルト動画鑑賞」

 

…は当たり前！　

スマホをちょちょいと検索すれば…もはや

 

「地上波タレントクラスの

おねえちゃんがノーカットで

ハメまくっている作品だって

見放題（それもタダで！）」

 

…だし、TENGAみたいな

 

「ハイパーグッズ」

 

…もドンキに行けば気軽に入手できちゃう…。

 

「生身の女性と

ややこしいやりとり」

 

…を交わしながら…

オマケにコンプライアンスとかにも

ビクビク怯えながら…やっとの思いで

 

「妊娠だの性病だの…の

リスクまではらむ観音様」

 

…をありがたや〜と拝むより…

 

「上質かつ清潔で

ソリッドなオナニー」

 

…で性欲を処理しながら…

寂しさを紛らわせるため（だけに）

「生身の女性」とは（できるだけ）

 

「プラトニックな関係」

 

…を継続しているほうが…

ずっと楽チンなのでしょう。

 

しかも、ホンの数十年前と比べて──

今の若い男子たちの精子は

 

「数ケタもの

単位で減少している」

 

…とも聞きます。

 

いっぽうの、ぼくら世代の

若いころのズリネタといえば…

 

「苦労して怪しげな

自動販売機で購入する

オカンのほうが

マシなんじゃねーの（？）

レベルのオバハンが

グラビアを飾るエロ本」

 

…くらいでしたし…疑似女性器として

頻繁に使用されていたのは、ズバリ！

 

「コンニャク」

 

…であります！

 

そんな劣環境下で育ってきた

ぼく（ら）としては…当然のこと

 

「女性とデートするだけ」

 

…で満足できるはずもなく、

 

「土下座」

 

…してでも、あわよくばホンモノの観音様を

拝みたくなるのも自明の理と言えましょう。

すなわち、「女好きのSEX嫌い」とは──

21世紀になって急増した

 

「必然的なニュータイプ」

 

…なのかもしれません。

 

で、最後の

 

「女嫌いのSEX嫌い」

 

…ってのは──「女嫌い」というよりは…むしろ

 

「人嫌い」

 

…のことを指すのではないでしょうか。

アニメやアイドル…などの

 

「偶像」

 

…にしか萌えることができない

 

「重度のコミュ障」

 

──ただ、このテのタイプは…

昔から一定数実在しなくもなかったわけで…

また、ぼくはこーいうヒトたちのことを、

今さら否定する気もありません。

誰に迷惑をかけているわけでもないのですから、

 

「（法律の範囲内で）どうぞ

自分の趣味を真っ当してください！」

 

…ってカンジ…ですね。

 

じゃあ…ここで一番問題となるのは…

はたして、どのカテゴリーなのか？？？

「正解」は──

 

「女好きのSEX嫌いの増加」

 

…なんじゃないかしら…

と、結論づけたいところですが──

ぼくは〝そこ〟でもないような気もします。

 

いくらオナニー環境が整っていようが

精子が減っていようが…

「女好きのSEX嫌い」は…

「女性が好き」なぶん、

まだどうにでもなるのではないでしょうか。

 

対して！　全世代に根強く蔓延（はびこ）る

 

「女嫌いのSEX好き」

 

…は、一人でも多くの女性を

〝撃つ〟ことだけに情熱をかたむけ…

〝満腹〟になったら、男のみとつるみながら…

新たな「ゲーム」の情報交換に勤しむ、一種の

 

「サイコパス」

 

──加えて、彼らは、

 

「ナルシストとして

自己完結して

しまっているケース」

 

…が大半で…一見では

 

「なかなかに社交的で

スッキリしたお洒落クン」

 

…だったりもするので……

女性からすればめっぽうに

 

「厄介な存在」

 

…だったりするのです！！？