Vol.834 挿入のプロセスを眼をカッと見開いて凝視し続ける女(前編)

ぼくが所属している二つの草野球チームのうちの
一つのチーム・ユニフォームは、
「グリーンを
基調とするデザイン」
…でありまして…その緑色は、
野球のユニフォームで使用するのは
なかなかに珍しい…なかなかに
「ビビッドなグリーン」
…でありまして、それはちょうど
「珈琲館」
…のコーポレットカラーとして採用されている
「ターコイズグリーン」
…に酷似した感じなのであります。
そして、ぼくは普段──そのユニフォームに
「還暦祝い」でチームメイトから
プレゼントしてもらった
「ベビーピンクの
ヘルメット」
…をコーデして
打席に立つわけなのですが…最初の頃こそ
「緑とピンクって…
けっこう
出鱈目な配色だなぁ」
…と、正直(内心では)苦々しく
思ってはいたものの──
最近は目が慣れてきたのか…
それとも感性が研ぎ澄まされてきたのか…
「コレはコレで
意外と斬新かつ
アグレッシブでイケてる
配色…なのかも?」
…と、思えるようになってきた
次第なのであります。

そー言えば──ぼくがまだ
サラリーマンとして某小売店で
店員をしていた30年ほど前──
バイトとして(ぼくの下で)働いていた、
某画学校で絵の勉強をしていた
「Kくん」が…仕事終わりに、
ぼくを自宅に招いてくれて…
「キース・ジャレットの
ゴールドベルク変奏曲」
…がBGMに流れる
オシャレなアパートの一室で
彼が描いた50号くらいの大きさの
「アクリル透明水彩絵具
『リキテックス』で描いた
抽象絵画」
…を観せてくれました。
そのモチーフの定まらない
オールオーバーな作風からは
Kくんの才気がふんだんに漂っており…
その彼がメインに使用していた
「微妙に異なったディテールが
織りなす多彩なグリーン」
(※「多彩なグリーン」という表現は
一見矛盾しているようではあるのですが…
ぼくのなかではまったく矛盾していませんでした)
…と、差し色として使用していた
「エレガントなピンク」
…との絶妙なコントラストは、
キース・ジャレットの美しいピアノソロと、
じつに良くマッチしており…
まだ上京して間もなかった
Gジィさん(※当時は「Gニィさん」w?)の
人恋しさを癒してくれる
素晴らしい一枚であり……
また、その
「多彩なグリーンと
エレガントなピンク」
…の黄金比は、まさに
「今、打席に立っている
自分と同じ配色ではないか!」
…と、そんなようなことを
ふと感慨深く想い出しながら…
「送りバント」
…を試みて…左中指に
ボールを当ててしまい、
「スリーバント失敗!」
──幸い骨折には至らなかったのですが、患部には
「湿布の緊縛」
…を余儀なくされ──
一週間ほどはパソコンのキーボードを
叩くのも困難なほどの
負傷を負ってしまったのでありました。
そー言えば──そのKくんは…かなりのバリバリな
「ゲイ」
…でした。
(※現時点、エロにも
「ハプニングバー」にもタイトルにも
一切関係のない話ですが…とりあえずは「後編」に続きます)
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