Vol.846 【Gジィさんの夢日記(13)】ヘルメットをかぶらない正義の味方

半年に一度くらいの頻度で、
「正義の味方」
…になった夢を見る。
どのような「悪」を憎み、
どういう類(たぐい)の「正義」を…
どんな風に「守っている」のかは、
よくわからない。
いずれにしろ…なんらかのかたちで
「正義に味方しながら…
それなりの悪の組織と戦う
ヒーロー的な人物」
…であるようだ。
そんな「正義の味方」であるわたしは…
いつもバイクに乗っている。
(夢ではない)現実では、
大学時代(40年以上前)に
原付バイクしか
乗ったことがないような──
バイクにはとんと疎い人間なので、
その夢の中に出てくる
バイクのイメージは…じつに貧困だ。
ちょうど
「仮面ライダー1号」
…あたりが乗っていた
「サイクロン号」
…みたいな感じのバイクに乗って、
わたしは赤いマフラーを
風に靡(なび)かせ…
直線で国籍不明のハイウェイのような
道路を疾走している。

だがしかし…
わたしは仮面を被ってはいない。
だからつまり…
「仮面ライダー」というよりは、むしろ
「変身前の本郷猛」
…に──もっと今風に例えるならば
「『ミッション・イン・ポッシブル』
シリーズでもはや〝お約束〟と
なっているトム・クルーズの
バイクアクション」
…に近いのかもしれない。
夢の中で「正義の味方」として
バイクを操縦しているわたしは──
仮面どころかトム・クルーズよろしく
「ヘルメット」
…すら被っていない。
少なくともここ日本では完璧に
「道路交通法違反」
…である。
しかも、わたしは
クルマを運転する際も、
わりと「法定速度を遵守」するタイプ…
というか「遵守せざるを得ない」クラスの
「スピード恐怖症」
…でもあるから──
いつもいつも(夢の中で)
バイクをフルスピードで走らせていると…
「お巡りさんに見つかって
しまったらどうしよう!?
めっちゃスピード違反してるし、
ヘルメット無着用だし…」
「下手すりゃ
免取り(=免許取消し)
…だよなぁ」
…と、ヒヤヒヤしてしまうのだ。
おそらく警察でも手に追えない…
に違いないであろうレベルの
「巨大な悪の組織」
…と日々悪戦苦闘しているはずの
わたしであるくせに──いっぽうでは、
白バイのお巡りさんに
毎度ビクビクしつつ、
敵地へと向かうわたし……。
そのアンビバレンツに対する
疑念みたいなものが膨らみ始めてきたころ──
決まってわたしは目を覚ます。
さらに、わたしはバイク上では、
おそらく常に〝全裸〟であるから…
(※ただし、赤いマフラーだけは必ず首に巻いている)

「正義」を守りながらも
隠然とした不安は増すばかり
…なのであった。
「もしかすると
道交法だけじゃなく…
公然わいせつ罪も??」
…と。
ちなみに、バイクだけではなく、
ここ「ハプニングバー」においても──
「ヘルメット無着用は
紳士としてのルール違反!」
…であります!!
https://agreeable.bar/information/
※ハプニングバーに興味がある方、詳しくは↑をクリック!
(※本原稿は、昨日Gジィさんが見た夢を
極力忠実に再現することを旨としておりますので、
現実の世界とは相当に乖離した
形而上的な箇所が多々含まれています。
そこらへんはどうかご容赦ください)
