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コラム|Gジィさんの独り言column

 

Vol.31 「娘ほどの年齢の若い女子」にハマる男性の心理

2021年の6月、新潟県で長く活動してきた「ご当地アイドルのパイオニア」と呼ばれる女性グループNのメンバー・Kさんが結婚したことに不満を持った、神奈川に在住する63歳の派遣社員男性が、謝罪を要求する脅迫的なメールを複数回彼女に送り、強要未遂の疑いで逮捕されました。

 

アイドルに熱をあげる高齢ファンのストーカー化──このような現象の背景を、とある記事で、とあるアイドルライターさんが以下のように語っています。

 

「アイドル戦国時代といわれる時代に入って、各グループがファン獲得の競争を激しくする中、高齢者のファンも大きな顧客層になって、夢中になる60〜70代のファンも増えている」

 

「これは昔、テレビでしか見ることのできなかったアイドルが“会える”商法を主流にしたことも大きい」

 

「アイドル自身がSNSでファンと直接、メッセージのやり取りができる時代ですからね。昔もアイドル熱は高かったですが、活動期間も短かった。ピンクレディもキャンディーズもたった5年でした。そうするとファンも同時に卒業していました。松田聖子のような息の長いアイドルも、アイドルから本格的歌手になることで、応援の質を変化させていきました」

 

「でも、いまはアイドルの活動期間が長く、卒業できないファンがいます。15年前に40代後半だった男性が、アイドル戦国時代をずっと追っかけたら60代。特にキャバクラなど水商売で遊ばないタイプがアイドルにのめり込むと、擬似恋愛に免疫がなく、ストーカー化しやすいこともあります」

 

なるほど、じつに納得がいくロジックです。しかし、つい最近、女性がつくシステムの店で「擬似恋愛には免疫がある」はずの高齢男性が起こしてしまった陰惨な事件を忘れてはなりません。そう! 大阪市北区のカラオケパブで25歳の経営者女性を56歳の会社員男性が殺害していた、あの悲劇のことを…。

 

ぼくは、アイドルにかぎらない娘ほどの年ごろの女性に高齢男性が横恋慕してしまう心理を、脳科学的な見地から「見返りを求めすぎ」だと分析します。「若い男だって、求愛する相手にそれなりの見返りは求めるでしょ?」といった反論はあるかもしれません。ただ、求めてはいるんだけど、その切迫感に大きな違いがある。

 

なぜなら、中高年世代は恋愛したらどうしても

 

「このヒトしかいない!」

「この出会いを逃したら、次がない!」

「今回がラストチャンス!」

 

…と、自分を追い込むメンタルブロックが働いてしまう…。

 

「次の試合はない」

 

……と勝手に思い込んでしまうのです。

 

“ハプバー”ファンのおじさんに一言!「もうおじさんだから…」という、自己へのレッテル張りは絶対に禁物です。まだ若ければ、仮にフラれても「もっとオレに相応しい素敵なヒトがいるんじゃないか…」と自然にリセットできるわけで、そんな若者のポジティブマインドは、何歳になっても素直に見習うべきなのではないでしょうか。