Vol.44 マスクが「モテ」を左右する時代?(後編)
これから(しばらく)は、“ハプバー”からも独自的な「モテるマスク」「モテないマスク」といった“モテマニュアル”が生まれるのかもしれませんね?
…みたいな感じで前回はコラムを〆たわけですが、いざ
「ハプバーでモテるマスク」
…なんて“お題”を出されても(=自問自答しても)…コイツはなかなか難問であります(笑)。
あえて言うなら、“ハプバー”といった原則として薄暗い空間においては、
・白いマスクはいっそう目立つ
↓
・目立つがゆえマスクに目が行きがちで、逆に目元や髪型に目が行きづらい?
↓
・したがって、目元や髪型に自信がないヒトは白マスクで、もしくは主張の強い派手めなデザインのマスクで、自身のないヒトは顔と同化しやすい肌色系マスクで
↓
黒マスクは薄暗い空間では、より半グレっぽく見えなくもないので避けたほうが無難?
…くらいの定則は導き出せるのかもしれません。
あと、“ハプバー”は濃厚接触が前提となるスポットなので、口を覆うマスクが何日も使い回され薄汚れているのは、やはりいただけません。いくらダウンライトな状態でも、かなり接近して会話するケースも多いため、そういう細かな粗相は必ず見破られてしまいます。
それにしても、ぼくたちがまたマスクを外して、普通に街を歩いたり“ハプバー”で会話したりできるようになるのは、はたしていつになるのでしょう?
仮に、順当な流れでワクチン接種が進んで(もはやほぼ形骸化されつつある)非常事態宣言が解除され、さまざまな自粛の風潮がいささか緩和されたとしても、マスクの着用率はおそらく劇的には変わらないはず…。
つまり、これから(しばらく)は「マスクもファッションの一環としてコーディネイトする時代」が続き、よりいっそうマスクのデザイン性と機能性に高い意識を持たざるを得ないのではないでしょうか。