Vol.53 「モテ熟男」を目指すには?(前編) - ハプニングバー

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Vol.53 「モテ熟男」を目指すには?(前編)

とにかく若い女性から好かれる中高年男性のことを「モテ熟男」と呼ぶらしい──週刊SPA!が、そんな命名をなされていました。

 

こーいうことを自分で申すのも何なんですが、ぼくも年の差が20〜30歳クラスの女性との接点はわりと多く、「とにかく好かれている」かどうかまではわかりませんが(笑)、同世代の男性と比べれば、周囲に「若い女性」はたくさんいるほう…だと思います。

 

実際、友人・知人のおじさん方々から、

 

「どうすれば、そんなに若い子と仲良くなれるの?」

 

…なんて質問を(けっこう真剣に)されたりもします。もちろん、ぼくがそれに対する明確な“正解”なんぞ持ちあわせているはずもありません。が、「とにかく若い女性に好かれたい」なる熱い想いを馳せるおじさんの大半は、「自分が好きなタイプの若い女性に好かれたい」みたいな贅沢な(?)こだわりが強すぎて、

 

「自分が好きなヒトより自分を好きなヒトを狙えば、恋愛関係(ともすれば、人間関係も)が滞りなく成立する確率はぐんとアップする」

 

…という“鉄則”を軽んじすぎているきらいがあるのではないでしょうか? つまり野球に例えると、やみくもにボール球をぶんぶんフルスイングしまくって、みずからカウントを悪くしているだけなのです。

 

当たり前のことですが、下手すりゃお父さんよりも年上な男性のことを、端(はな)っから“恋愛対象外”にしてしまう女性は相当数実在し、逆に“恋愛対象”と見なせる女性はむしろ“稀”だと言えます。なので、もしぼくら世代が娘ほどの年齢の女性とそれなりに深い関係へと到りたいのなら、まずその“稀”に属する女性を、針の穴ほどに狭くなってしまったヒッティングゾーンを冷静に見極めなければいけません。

 

ここからは、あくまで「過去の経験から得たぼく個人の雑感」として読み流していただいてもけっこうなんですけど、「(比較的)年の差に無頓着な女性」には、以下のような共通点がある…ような気がします。

 

・クリエイティブ系の仕事や趣味に生きている女性など(あまり世間体には囚われない、自由な考えを持っているから?)

 

・「友だちが少ない」と公言する女性(“友だち”からの妙なアドバイスに振り回されるケースが少ないため。あるいは“友だち”自体が一種の“世間体”でもあるため)

 

・ある程度「不潔」への耐性が強い女性(潔癖症な女性は加齢臭や口臭とかへの免疫が弱い?)

 

あと、水商売や風俗で働いていた経験のある女性も、仕事上でおじさんと“対等”な立場で会話し慣れているため、意外に「年の差」という名のハードルは低いのかもしれません。

 

では、幸運にもこうした“守備範囲広め”な女性と出会えたとき、我々おじさんはどのように振る舞えばいいのか? それは次回にお話ししましょう。