Vol.97 相手の名前をすぐ覚える重要性
放送作家の鈴木おさむさんが、とあるラジオ番組で
「スターに共通する特徴」
…ってやつを挙げておりました。
たとえば、鈴木さんと親交が深い大相撲の横綱・白鵬さんは
「横綱と会うとき、いろんな若手芸人とか、テレビには出ていない人たちも連れて行くんですけど、
(横綱は)名前を覚えるんですよ。
一回会って、名前教えてって言って、言うと、本当に覚えるんですよ」
…みたいな“人格者”であるらしく、さらには
「木村拓哉くんとかもそうですけど、人の名前覚えて下(の名前)で言ったりとか。けっこう覚えるんですよ、彼も。ADの子の名前とかもすごい覚えていて、『下の名前なに〜?』とか言って、下の名前で呼んだりするんですよ」
…といった裏話を明かし、
「これってスターに共通な気がするんです」
…と、強調します。
ぼくは鈴木さんほど頻繁にスターと会える機会がないので、「名前をすぐ覚えたり、覚えた名前で相手を呼ぶ」という“テクニック”が本当に
「スターに共通していること」
…なのかどうかはわかりませんが、たしかに「スター」と万人から認識されている“大物”に名前を覚えてもらったり、自分の名前を呼んでもらったりしたら、それだけでとってもとっても幸せな気持ちになることに間違いはないでしょう。
それどころか、とくに相手が「スター」ではなくても、たとえば、ここ“ハプバー”で知り合ったばかりの女性から「おにいさん」だとか「きみ」だとか「あなた」だとかじゃなく、
「○○さん(クン)」みたいにファーストネームで呼ばれたりしたら、たとえソレが自分の正体を明かしたくないがゆえの偽名であっても、つい親近感をおぼえてしまいます。
ぼくは決してスターではないけれど、そして、スターと違って…しかも、このコロナ禍において新しい人と出会う機会なんぞ1ヶ月に一人いるかいないか程度でしかないのだけれど、せめてそういう一期一会なヒトたちの、最低でもセカンドネームだけはきっちりと覚える努力をしています。