Vol.123 好きなお酒はなんですか?
ここ“ハプバー”においても、どういうお酒を注文するか…は、とても大事なポイントの一つです。そんななか(どんななか?)先日、LINE株式会社が、全国20〜50代の男女4202人を対象に行った
「好きなお酒の種類ランキング」
…なるお題のアンケート調査の結果を発表しておりました。
そして、その順位は年代別で見事なまでにわかりやすい差異が生じていました。一体どこらへんが「わかりやすい」のか? さっそく以下に「各年代のTOP5」を紹介してみましょう。
【20代】
1位:チューハイ・サワー
2位:梅酒・果実酒
3位:リキュール/カクテル
4位:ビール/発泡酒/第三のビール
5位:ハイボール
【30代】
1位:チューハイ・サワー
2位:ビール/発泡酒/第三のビール
3位:梅酒・果実酒
4位:ハイボール
5位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン
【40代】
1位:ビール/発泡酒/第三のビール
2位:チューハイ・サワー
3位:梅酒・果実酒
4位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン
5位:スパークリングワイン
【50代】
1位:ビール/発泡酒/第三のビール
2位:チューハイ・サワー
3位:赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン
4位:梅酒・果実酒
5位:スパークリングワイン
さて。一つ目の「わかりやすい」は、20〜30代の若い世代を中心として
「ビールの求心力が急激に失われつつある」という事実。とくに20代の1〜3位を鑑みるかぎり、若いヒトたちは「なるべくお酒っぽくないお酒」、誤解を恐れずに言うなら
「甘みを感じることができるお酒」を好む傾向にあるようです。
「20代だとまだアルコールデビュー
して間もないからしょうがないでしょ」
…なんて見方もあるでしょう。しかし、30代も1位は「チューハイ・サワー」で、「ビール/発泡酒/第三のビール」がようやくTOPの座に“返り咲く”のは40代以降。
「乾杯はビールで」神話は、すでに過去の遺物と化しつつあるのではないでしょうか。
そして、二つ目の「わかりやすい」──20代では「赤ワイン/白ワイン/ロゼワイン」がTOP5にもランクインせず、30代から50代へと加齢するごとに5位・4位・3位…と、じわじわ順位を伸ばしている点も見逃せません。やはり「ワインを嗜むにはそれなりの経験・知識・経済力が必要」的な“取っ付きにくさ”がいまだ根強いのかもしれません。
さらに、40〜50代5位へと地味にランクインされている「スパークリングワイン」…コレって、どうやら今回のアンケート調査では「シャンパン」と別枠扱いっぽいんですけど、基本、泡系は口当たりもやさしいし、スパークリングだったらコンビニでも千円そこそこでちゃんと美味しいヤツが売ってるんですけどね? もしかすると
「泡系=バブリー→おっさんっぽい」みたいな先入観が若者たちの脳にはこびりついている…ってことなんですかね?
ちなみに、ぼくが好きなお酒のTOP5を挙げてみると、
1位:赤ワイン
2位:ハイボール
3位:泡盛(水割り)
4位:ホッピー
5位:紹興酒
…って感じになってきます。別に、でっかいワイングラスをぐるぐるまわしながら赤ワインのウンチクや即興詩を語りたいわけではありません。単に、
「悪酔いしないお酒」
…を上から順に並べただけで、もちろん医学的根拠も一切なく、これはもう「個人の身体的な相性」と、解釈するしかないのです。
白ワインも泡系も日本酒も味は好きなんですけど、なぜかそこそこの量だけで勃起にまで直結してしまう…。ハプバーは(おそらく)大半のヒトたちが「お酒を飲むこと」を第一目的としているわけではなく…だがいっぽうで「今宵のパートナー候補」との関係を一気に深めるための潤滑油にもお酒はなり得る確率も高いため、まずは
「自分のセックス・パフォーマンスに
心身ともの影響を及ぼしづらいお酒」
…を見つけ、好き嫌いを抜きにチョイスする必要があります。
「ビールが好きなヒトとはちょっと…」と断られることなんてまずないのですから、そこは自由に、ワガママを貫きとおすべきでしょう。