Vol.143 いいヤ◯マン、悪い◯リマン(後編)
「人数の◯リマン」と
「回数のヤ◯マン」は、
「100%」とまではいかないものの、
かなりの高い精度で判別可能!
…だと、前回のコラムでぼくは断言しました。そして、男子側からする一般論として「一戦交えた際の満足度」という観点からすれば、
「人数のヤ◯マン=悪い◯リマン」
「回数の◯リマン=いいヤ◯マン」
…との定義づけが成立すると申しても問題はないでしょう。
まず、「人数のヤリマン」は総じて
学習能力が低く、男が一度ヤッたらそのままヤリ逃げしちゃう傾向が強いので、妙な性癖がついておらず、「フラットなSEXしかできない」、極論を言うなら「マグロ状態」であるケースが大半です。
いっぽうで、「回数のヤリマン」は
セックスにアグレッシブなぶん、男は“上質なセフレ”として一定期間キープしつつ、さらには「本命彼女には要求できないあんなことやこんなこと」をチャレンジしてくれがちなので、初ベッドインで「おや?」と思うような性癖を自然とインプリンティングされているケースが多いのです。
「『おや?』と思うような性癖の具体例」としては──たとえば、いきなり馬乗りになってきて、自分の指を舐めてから男の乳首をコリコリしてくれるような子がいました…と聞きました。 いや、あくまで
又聞きなのですが…(笑)。
あと、フィニッシュの体位は寝バックじゃなきゃイカないと、頑なにうつぶせになる女性や、いきなり顔面騎乗をしてきて「舌をじっと止めておいて。私が気持ちいいトコに当てるから」と腰をみずから小刻みに振るわせる子もいました、フェ○チオの最中に「オシッコは飲まなくていいの?」と真剣にたずねてくる子もいましたね…とも聞きました。クドイようですが、あくまで又聞きであります(笑)。
たしかに、初ベッドインでそんなことやあんなことをヤラれちゃった日にゃ「すげー!」と感動しちゃいますよね。つまり、短期間で集中的に何度も“ソレ”をたたき込まれるから、彼女たちからすれば「それが普通」だという感覚に陥ってしまうわけです。
ここらあたりで、又聞きだけじゃなく、ぼくの実体験についても、一つぐらい告白しておきましょう。
もう10年以上も前の話になりますが、こんなことがありました。とある(当時)20代の女子とデートの約束をしたとき、その彼女がまるでスタイリストみたいに大きな黒いバッグを持参し、ディナーを食べたあとに
「これから遊ぼ(ハートマーク)」
…とぼくを誘ってきたんです。
で、ラブホに入って、ぼくがシャワーを浴び腰にタオルを巻いて出てくると、彼女はすでに全裸で、バッグの中からエアガンだとか
ダーツの矢だとかバラ鞭だとかをおもむろに取り出して、
ぼくを攻撃してくるのです。
素肌にエアガンの弾は当たればとても痛いので、
「うわー!」
…と叫びながら、腰に巻いたタオルを盾代わりにして、まるで
闘牛士のごとくフルチンのまんま必死のパッチで部屋中を逃げ回りました。 まさに、彼女がしたかったのは
正真正銘の「遊び」だったわけです。
一回ヤルためにここまで痛い目に合わなきゃならないのは、サスガに身が持たないので、断腸の想いでフェイドアウトしました(苦笑)。ただ、ディナー中、彼女は
「アタシ、レバニラ炒めとか
つくるの得意なんだよ」
…と言っておりました。
そう! ぼくのつたない過去のデータから照らし合わせるに、「回数のヤ◯マン」は、皆が皆「カノジョ」として付き合ったら、
美味しいカレーやから揚げやハンバーグをつくってくれるのです。レバニラはけっこう微妙なラインなんですけどね(笑)?