Vol.180 加齢による「体力の衰え」との付き合い方 - ハプニングバー

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Vol.180 加齢による「体力の衰え」との付き合い方

お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さん(51)が、ご自身がメインMCを務める某トーク番組で、自身の体の衰えについて明かしておりました。

 

最近、岡村さんが、とある「体力を調べる施設」に行ったところ、「自分ではけっこう運動神経が優れている」と思っていたのに、結果として出た「体力年齢」は、なんと「58歳」で、そのエピソードを語ったのち、

 

「全然ダメ! ほとんどが『やや遅れてます』とかで…。昔はちっちゃい虫なら(素手で)ナンボでも捕まえられたのに。今は(手を開いて)『いてないわ!』って…。虫が止まってることも気が付けへん」

 

…と、自虐を含めて嘆いていた…みたいなあらましであります。

 

かつては冠番組でプロ顔負けの華麗なブレイクダンスなどを披露していた、お笑い界屈指の身体能力を誇るあの岡村隆史さんにも、顔のすぐそばをプ〜ンと緩やかに飛び回るヤブ蚊が素手で捕まえられない日が来るなんて! しかもまだ51歳なのに!?

 

でも、岡村さん…あと、ここ『アグリーアブル』で日々奮闘する中高年の殿方! そんな瞬間は誰にだって必ず訪れますから、

安心して…っていうか、あきらめて!!

 

ここは海千山千のアラカンジィさんであるこのワタクシが不肖ながらも、ほかにも散々思い知らされてきた…年々歯が一本一本抜け落ちていくだとかブローしても髪が立たないだとかの外見的な衰え以外の

 

「体力の衰えを感じた些細な瞬間」

 

…ってヤツを、パッと頭に浮かぶかぎり、すべてを列挙してみましょう。

 

・捻挫やら関節痛やらがいつまで経っても治らない(=常にどこかが痛い、この痛みと一生付き合っていかねばならないのか…といった不安がつきまとう)

 

・昔は背中全面をすべて素手で掻けていたのに、今は定規とかを使わないと掻けないエリアがある

 

・40代までは一食でおにぎり6個は食べられたのに、いつの間にか3個でお腹がいっぱいになってしまう

 

・家から最寄駅まで7分で歩けていたのに、10分かかるようになった

 

・地下鉄の表参道駅とかの地上へと出る長い階段を見たら、それだけでウンザリする

 

・草野球で外野を守っていると、100%一度はボールを見逃してしまう(=空間認知能力の衰え?)

 

・全力投球したボールがスピードガンで球速100キロを超えなかった

 

・公衆トイレの小便器によく付いている「ここに当てましょう」という小さな的におしっこが届かなくなった

 

・走っている電車に乗っていて、駅ホームに立っている女子の美人度ジャッジができなくなった(=動体視力の衰え。30代までは走っている電車内で逆方向に走る急行列車に乗っている女子の美人度までチェックできた!)

 

どんなに超人的な体力や運動神経の持ち主であっても、加齢に抗うことはできません。

 

40代になれば…さらに50代になればもっと、これまでの「当たり前」が当たり前じゃくなるケースが間違いなく増えてくる。そして、こうした

 

「こんなはずじゃないのに…」

 

…の連続”にめげるのではなく、すべてが

 

「年老いてからこそ初めて

対峙することができる新しい体験」

 

…とポジティブに捉え、残りの半生を丁寧に楽しむしかないのです。