Vol.197 「仕事ができる男」は好きですか?
“ハプバー”マニアな淑女の皆さまは「仕事ができる男」は好きですか?
ん!? “ハプバー”で出会った男が、仕事ができようができまいが
パフォーマンスには関係ない?
なるほど…ソイツもたしかに一理あります! が、とりあえずは今日だけ…ぼくのいささか長めなつぶやきにお付き合いくださいm(__)m
某総合情報ネットメディアが
「仕事ができそうな男性タレント」
…ってヤツのランキング結果を配信しておりました。
「どうせ、
1位はカズレーザー、
2位が有吉、
3位は『嵐』の櫻井クン
…あたりなんじゃねえの?」
…なんて風にぼんやりと予想しながらクリックしてみると…2位と3位こそ入れ替わってはいたものの、コイツがまさしく
ドンズバ「当たり!」でありました(笑)。まずは、その「ベスト10」をご覧になっていただきましょう。
1位:カズレーザー
2位:櫻井翔
3位:有吉弘行
4位:タモリ
5位:上田晋也
6位:川島明
7位:中居正広
8位:山崎亮太
9位:中田敦彦
10位:若林正恭
決して自慢するわけではありませんが、4位以下に登場した面々も「タモリさん」を除けば、だいたいが想定の範囲内──そして、
あらためてこう実感しました。
「世間一般ではバランサータイプ
のヒトのことを
『仕事ができる』と認識するんだなぁ」
…と。(誤解を恐れずに申せば)いわゆる、人間を「イヌ(群れる・従順)」「ネコ(能力は高い・気まぐれ)」「サル(周囲を観察・思慮深い)」の3つに分類した場合の「サル」タイプが、イコール「仕事ができる」といった着眼ですね。
たしかに間違っちゃいない。間違っちゃあいませんけど、せめてベスト10内に一人は二人くらいは…たとえば、くっきー!さんだとか江頭2:50さんだとかの「ネコ」タイプが混じっていてもいいのでは…とも思いました。
もう20年以上前の話ですが、かつてぼくは少数精鋭のとある集団を結成し、膨大な仕事を請け負っては、その取り分(=ギャラ)をまるで山師のように全メンバーと分け合っておりました。
そこには
「英語はペラペラだけど、アメリカから帰国したばかりで日本の作法がわからず、編集部内の机の上を土足でわたり歩くカーリーヘアの女」
…がいれば、
「人当たりはいいのに、肩に『DEASH』と間違ったスペルのタトゥーが入った(※正確には『DEATH』)高校中退の男」
…もいて、
「日本有数の高偏差値大学を卒業していながら、前科がある男」
…もいました。
だが、やがて彼ら彼女らは世間の荒波にもまれながら最低限の社会常識を身につけ、ぼくたちはまぎれもない最強のチームとなりました。解散後も、おのおのがそれなりに“自分の道”で成功を果たし、今では逆に、ぼくに仕事を振ってくれたりもします。
もし仮に、再び「チームを組まねばこなせないレベルの大きな仕事」へと取り組むようなことがあれば…ぼくは、やはり「ネコ」的な
「スぺシャリスト」タイプ、なにかが欠落しているがゆえ、おのずとなにかが突出している人材を中心にメンバーを集めたい。
そのなかに今回のベスト10内にランクインしている「サル」的な「ゼネラリスト」タイプが一人だけでも加われば、まさにパーフェクト…ではあるんですけどね?