Vol.230 キャメルトゥ?
昔、ぼくが愛読する夕刊紙の一つである『東スポ』に
なんで流行らなかったのか?
今、女性のあいだで注目されつつある
セクシー・キーワードは
「キャメルトゥ」!
…なるタイトルの記事が掲載されておりました。
ふ~ん、そーなんだ…。で、そもそも
「キャメルトゥ」って、なんやねん? 詳細を解説してみると、どうやらこういうこと…なのだそう。
ブラジャーやパンツの一部分をあえて人目に触れさせる“見せブラ”や“見せパン”で装った女性に遭遇するのも珍しくなくなってきた昨今、今度は局部の割れ目がくっきりと映る下着が登場した。女性がぴったりとしたタイツなどをはくと、陰部の割れ目がくっきりとなり、食い込んだ形がラクダの爪のように見えることから欧米では「キャメルトゥ」との隠語表現がある。アクシデント的に生じてしまう現象ゆえ、普通は隠すものだが(※“隠す”ためのステッカー「キャメル・ノー」といった商品もすでに出回っているとのこと)、そのキャメルトゥを自然に見せる下着が販売された。
しかも! この「キャメルトゥを自然に見せる下着」は
別名「パーティー・パンツ」とも呼ばれ、
前部に入ったシリコーンによって女性の局部が強調されて見えるような工夫が施されている
…らしい。
「どうせできちゃう赤面モノの“スジ”ならば、いっそニセのラインを大っぴらに晒すことで、堂々と殿方たちを惑わせてみようじゃないか」
…という逆転の発想、「森で木を隠す」(ちょっと違う気もするけど…w)画期的な新商品では、たしかにあります。
でも、はたしてコレ…男子目線からして、本当に「セクシー」なんですかね?
東スポの記者サンは
「あまりに刺激的なこのパーティー・パンツで局部をアピールされたら、目のやり場がなくなってきそうだ」
…と、鼻息も荒く記事の最後を〆ていましたが、ぼく個人としては
「男ゴコロって、
そこまで単純なモノでも
ないのでは…」
…と、少なからずの疑念を抱いています。
だって、極端な例で言えば
「シリコーン(※なんで「コーン」?)だかなんだかでできたニセの乳房と乳首が表(おもて)面に浮き出ているブラジャー」
…みたいなもんでしょ? そんな開き直って見せられても…ねえ??
前出の“見せブラ”にしても“見せパン”にしても、実際に見えてかまわない(とされている)部分はヒモの部分だとかの後面の一部分だとかの、いわば「補助的な役割をしている部分」でしかなく、
「ハイライト箇所=“具”の部分」までをも公開する、といった発想には基づいてはいません。あくまで「チラリ」じゃなければ、たいがいの男子は欲情なんてしないもの…。
最近は
「女性がより大胆になること
こそがセクシーの証」
…みたいな風潮がにわか蔓延している印象を受けますが、その努力は結果として男子側の女体に対する妄想力をじわじわと削ぎ落としてしまっているだけ、ひいては男子の草食化を助長させているだけ…なのではないでしょうか?
ここ“ハプバー”でも「セクシー」を装うため、この「人工的に造られたキャメルトゥなパンティ」を好んで身につけるレディは過去に実在したのかもしれません。まあ、少なくともぼくは目の当たりにしたことはないので、そこまで流行りはしなかったんでしょうけど(=東スポならではの飛ばし記事w)、そんなアグレッシブなレディには、AV業界に長く伝わる
「谷間3年、スジ8年」
…という、
「真にエロいおっぱいの谷間や
マンスジを“造る”には、
それなりの修行が必要なんですよー」
…との教訓を示した格言を贈りたいと思います。以上!