Vol.281 「ヒマ」はアピールすべきなのか、隠蔽すべきなのか?
どこぞの女性向け恋愛系ネットメディアが、
「溺愛してしまった女性に対して
男性が取ってがちな行動」
…みたいなことを論述する内容の記事を配信しておりました。
・心配しすぎる
・LINEが長文になる
・離れたがらない
…モロモロと、例によって(笑)
サプライズ度数かなり低めな「行動」がやっつけ仕事的に羅列されていたのですが、一つだけ!
「わかるわかる〜〜〜〜っ!」
…ってな感じに激しく同感できる鋭い指摘が、なされておりました。
「すでに入っていた
予定を調整してでも、
デートの予定を優先する」
…ってヤツであります!
うん! コレってぼく…けっこうヤッちゃうかも!! 一応は
「申し訳ない! この日は予定が
もう入っちゃってるかも(T . T)」
…と申告し、別日の相手の予定も尋ねてはみます。が、そこで
「ちょっとまだ読めないですぅ〜」
…なんて風にあやふやな回答しか得られなかったとしたら…
「10分だけ待って!」
…と、ぼくは躊躇なく先に入っていた予定をブッチしてリスケする段取りに執心する。
プライベートはモチロンのこと、仕事だって同様! タイマンの打ち合わせとかだと100%、仮に複数が集まるMTだったとしても、できるかぎり「変更」の努力をする。そして、
「やっぱ、
その日は大丈夫になりました!
大した予定じゃなかったし」
…と最低限の経緯だけをさらっとLINEし、その日のデートを確約にします。
こうした一連のやりとりから、
「Gジィさんさんって忙しそうだから
あんまし気軽に誘うのも悪いかな…」
…と相手にいらん気を使わせるのもイヤ…っていうか
フェイドアウトが怖いので、ぼくは「溺愛してしまった女性」に対しては、
「基本、いつだってヒマです」
…と暇人をアピールすることにしているわけです。が、ここで一抹の不安もよぎりもするわけです。
「ヒマすぎる男って…
仕事は大丈夫なの?
友だちは一人もいないの?」
…って、相手に勘繰られやしないか、と。
とかく若い世代のヒトたちは
「デキるオトコ」
あるいは
「デキるオンナ」
…を自己演出するため、「忙しさ」をアピールしがちだったりします。昔よりは少なくなってきたのかもしれませんが、今でもそういう層は一定数間違いなく実在します。“ハブバー”でもたまに見かけません? 意味もなく忙しそうにしてるヒトって…。ここに入店した時点で、忙しかろうがヒマだろうが目指しているゴールは皆一緒…なんですけどね(笑)?
モテを獲得するにあたって、そこそこの忙しさを「多忙」にまで盛る「見栄」を前面に押し出すべきなのか? それとも、そこそこ忙しいのにあえて「ヒマ」を装う「露骨さ」を前面に押し出すべきなのか…?
ぼくくらいの年齢になったら
「もはやマイペースで
仕事を選べるおじさん」
…とでも相手が勝手に勘違いしてくれるケースも多々あるため、圧倒的に後者を選ぶのですが、一番いいのは…やっぱ、当たり前ではありますけど、
「自分の現状を
ありのまま素直に伝える」
…という自然体なのではないでしょうか?