Vol.315 ハプバーと「オラオラ系男子」
とある女性向けファッション誌が運営するWEBメディアが、
「オラオラ系男子に
惹かれてしまいがちな女性」
…の特徴や傾向を考察する旨の記事を配信しておりました。
まず、「特徴」はたった2つに絞り込まれており、それらの分析もなかなかシャープに研ぎ澄まされていた…(とGジィさんは思った)ので、さっそく以下に紹介してみましょう。
1.恋愛至上主義な港区女子
※玉の輿願望が強く、外見にも自信があるため、
じつはトロフィーワイフを望む傾向のあるオラオラ系男子と相性がピッタリ。住む場所・クルマ・服装など外見やブランドなど表面的な部分に依存しがちゆえ、内面の見極めが浅い?
2.専業主婦希望の量産型女子
※専業主婦願望を抱く女性は、家庭への憧れが強く、自己肯定感が低いため、自信に満ちた男性に自分のすべてを委ねてしまいがち?
なるほどぉ〜〜〜!
超納得
…ではありませんか!!
とりあえず、書き手側の視点から言わせていただくと…一見ではもっともオラオラ系男子とは縁遠そうな
「港区女子」
…あえて冒頭に持ってきて、「じつは〜」といった感じで、そのロジックを矛盾なく展開しきった段階で、もう勝ったも同然で、次の想定の範囲内的な「専業主婦希望の量産型女子」にも、よりいっそうの説得力が帯びてくる。素晴らしい文章力と構成力であります!
ちなみに、そんなオラオラ系男子を知らぬ間に
「育ててしまう」女子も、ちまたには実在する…とも同記事は指摘します。
1.「下に下に入りたがる女子」が
オラオラを育てる
※自分に自信がなかったり、嫌われることを怖がる女性は、自分の意見を主張せず、すべてを男性に合わそうとし、その積み重ねによって男性は調子に乗ってオラっていく?
2.「彼を砂糖漬けにする女子」が
オラオラを育てる
※年上の女性に多く、母性全開で男性に尽くしてしまい、結果として甘やかしすぎることになって怠け癖が増長し、オラっていく?
んん〜〜〜っ…育てちゃいかんでしょ、育てちゃ…とツッコミたいところだけれど、たとえ30歳年下のカノジョができても
「イビキがうるさい!」
「夜中にトイレ行きすぎ!」
「なんでもかんでもヒトに聞くな!
ネットで調べろ!!」
…と叱られるのが怖くて年中ビクビクしているようなGジィさんからすれば信じられないことに、オラついている男子が好きな女性
って、一定数…というか、わりといっぱいいるんですよね〜。
そういう女子にとって、ぼくは100%恋愛対象にはならないし、
近寄ってもこないので、周囲ではほとんど見かけないのですが、Gジィさんのほぼ無根拠なフェルミ推定によると、
日本では約3割ほどの女性が
(潜在的なタイプも含め)
「オラオラ系男子好き」
…だったりする…ような気がしてなりません。
おそらく
「男らしさ」
「女らしさ」
…という明確な対立的概念が両親から受け継がれ、いまだその呪縛から解き放たれていないのでしょう。
「#MeToo的にも
よろしくない悪習だ!」
…なんてことは申しません。
適材適所で、オラオラされるのが好きな女子は、
法に触れないレベルでちゃんとオラオラしている男子と結ばれたらいいな…と、ぼくは切に願うばかりなのでありました。
ところで、ここ『アグリーアブル』のカウンター席で飲んでいると…
時おり別室から
「ペシン! ペシン!」
…という音が女性の悶え声に混じり、規則正しいリズムで漏れ聞こえてくることがあります。アレって…俗に言うところの
「スパンキング」
…ってヤツ…ですよね? たぶん。
コレもオラオラ系男子ならではの性的スパイスとして、
それなりに有効な役割を果たしているんでしょうけど、
ぼくみたいなオラつき度0%な男は、絶対にできないパフォーマンスであります。
なので、その手のワイルド性を望む女性は、カウンター席でのさりげない会話内容や言葉遣いなどから、そこらへんの匂いをなんとなく嗅ぎ取ることができる感性を、ただひたすら磨いていただきたいものです。以上であります!