Vol.328 「年相応な外見」について考える
「あの往年の
アニメや漫画キャラたちが
まさかの◯歳!?」
…みたいな内容の記事を、とあるネットメディアが配信しておりました。その「まさかの〜」の部分は
「外見的には、
てっきりもっと
オッサン(ジイサン)だと
思っていたのに
実年齢はめっちゃ若かった!?」
…という方向性であります。
まずは『サザエさん』で磯野家の大黒柱を務める磯野波平さんが、なんと54歳!
次に『宇宙戦艦ヤマト』の重鎮トリオは、初代艦長の沖田十三さんが52歳(※初期設定時は45歳とのこと)、軍医の佐渡酒造さんが
54歳、初代機関長の徳川彦左衛門さんが53歳!
さらに『おそ松くん』の神出鬼没な謎キャラ・ダヨーンさんも
53歳!
そして、こうした錚々たる面々の老けキャラを、旬な同世代の男性芸能人…たとえば、福山雅治さん(53歳)やら及川光博さん(52歳)やら東山紀之さん(56歳)やら…
「50歳越えには見えない!
イケメン俳優ランキング」
…で上位にランクインした国内トップクラスのイケオジらの名を連ねては、そのギャップを相対的かつ効果的に炙り出していました。
たしかに、設定上、定年退職させるわけにもいかないから50代で留めておくしかないとはいえ、
波平さんの54歳はいっちょうあがり感ハンパ無さすぎだし、沖田艦長にいたっては60代……いや、下手すりゃ70代・80代といった域でありましょう。
いっぽう福山さんの53歳やミッチーさんの52歳やヒガシさんの56歳が
「普通なのか?」
…と問われれば、それも甚だ疑問であって…やはり、
相当なレアケースに属するのでは???
…なんて風に、アレコレと考えていたら…
「年相応な50代男性の外見」
…ってヤツが、よくわからなくなってきちゃいました。
ちなみに、Gジィさんはあと約1ヶ月で還暦を迎えるわけですが、白髪染め・カツラ着用は一切していないのですが、
通常的には実年齢よりも5歳から10歳は若く見られます。つまり
「年相応な外見ではない」
…ということです。“ハプバー”にもいますよね??? いったい何歳なんだかさっぱりわからないヒトって(笑)。
じゃあ、仮にぼくがもし
「年相応な外見」
…を目指すのであれば、いったい誰を見倣えばよいのでしょう?
原則として「アンチエイジング」がマストであり、完璧な薄毛対策や肌のお手入れがある意味では職業的に義務化されている芸能人から、お手本を見つけるのはむずかしい。
かといって、ぼくの周囲には真っ当な会社に勤め、部長なり支店長なり重役なり社長なりの地位に登りつめたり、リストラされちゃったりしてしまったような人材が一人もいません。企業に属していたら当たり前のようにできる
「その他大勢の同期との比較」
…ができないのです。
こうしたなか、ぼくがアラカン男性芸能人のなかで、
「わりと年相応」
…として、只今目をつけているのが、ここ数年における俳優の
佐藤浩市さん
…だったりします。
年齢は、ぼくより一つ上の61歳。現時点で、別にぼくは「年相応な外見」を目指しているわけではないのですが(笑)、たとえば、見た目年齢と勃起力のみが勝利の鍵となる、ある意味究極的に
差別がない世界であるここ“ハプバー”にハマりすぎて、自分が今立っている人生の場を見失い、途方に暮れてしまったとき、とりあえずは佐藤浩市さんを基準として、なんらかの軌道修正を図ることを心算している近ごろのGジィさんなのでありました。