Vol.389 ハプバーでもタチが悪い「多望み」? - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.389 ハプバーでもタチが悪い「多望み」?

とあるマッチングアプリに長けた女性恋愛アドバイザーさんが、

 

『恋人を “身長170㎝以上” で

探す必要がある?

「普通の人でいい」と

言う人たちのカン違い』

 

…なるタイトルのコラムをネット上に寄稿なされておりました。

 

その恋愛アドバイザーさん曰く、

 

一つ一つの条件をとってみればそこまで高望みではないのですが、身長・年収・学歴・外見的特徴や趣味、デートの立ち振る舞いに至るまで、「こういう人がいい」という強いこだわりをたくさん持っている方が多いです。高望みというよりも、相手に多くを望みすぎている──「多望み(おおのぞみ)」という表現のほうが近いかもしれません。

 

(↑のような人が)厄介なのは、本人としては「普通を望んでいるだけなのに…」と感じているため、(結果としての)高望みの自覚を持ちにくいこと。そのため多望みの人は理想の人と出会いにくく、婚活が難航しやすくなるのです。

 

…とのこと。さらに、アドバイザーさんはこう続けます。

 

意外かもしれませんが、「とにかくイケメンがいい!」「とにかくお金持ちがいい!」など、一点集中型の人のほうが婚活もスムーズに行きやすいです。それは、多くの女性が「バランスのいい男性」を求めるから。(中略)だから、一点集中型の人が狙う男性はライバルが少なくうまくいきやすいのです。

 

物件探しで例えるなら、「とにかく駅近の物件がいい!」とか「とにかく新築の物件がいい!」みたいな人はすぐに部屋が見つかりそうではないでしょうか。「駅から徒歩5分以内で築2年以内で鉄筋コンクリートでガスコンロが3口ついてて床下暖房がついてて家賃は相場の半額ぐらいで〜(以下略)」みたいな人は、気に入る物件が見つかるまで時間がかかりそうですよね。

 

たしかに

 

「ほしいのに彼氏

(やカノジョ)ができない」

 

…と嘆く多くの男女を公民館のレンタル会議室あたりにまとめて集め、このまんま説法したくなるような、珠玉のアドバイスだと思いました。

 

ぼくの友人である脳神経外科医の先生も、こんなことを述べています。

 

(出会いの機会を増やすためには、いっそ)「ハードル」という概念自体を払拭してみるのも一つの手段です。

 

「あなたにとって絶対に譲れない部分」を死守すべきなのは当たり前。「親を大事にしない」「女性を平気で殴る」「人のお金を盗む」…とかですね。だけど、年収とか顔の良し悪しとか身長がどうのこうのは、正直どうだっていいじゃないですか。

 

「絶対に譲れない部分」を増やしすぎるのはいただけません。最低でも3つ、できれば2つにとどめておくべきです。

 

両親を大事にする

暴力を振るわない

ギャンブルをしない

…以上!」

 

…みたいに。

 

一度、あらためて

 

「5つある譲れない部分を3つに

3つを2つに削ってみる」

 

…といった作業をやってみてはいかがでしょう? 

 

そうすることによって「あなたの理想」も、

おのずとシェイプアップされていきますから。

(※以上、友人の脳神経外科医談)

 

多少のニュアンスこそ異なっているものの、

 

「のんべんだらりと中途半端な “条件” を羅列(=多望み)しても、それらが加算されたら “超” のつく “高望み” となってしまい、ロクなことはありませんよ〜」

 

…的な根っこの部分は一緒。ぼくも

 

「とにかくお金持ち! そこさえクリアしてたらブサイクだろうが、趣味が(犯罪的なモノじゃないかぎり)なんだろうが、性格が捻じ曲がっていようが全然OK!」

 

…なんて風にスパッと断言できる女性のほうが、見ててもその

開き直りが気持ちいいし、仮に容姿がタイプでも、ぼくはお金持ちじゃないので、キッパリ彼女のことを諦めることもできます。

 

そしてモチロンのこと、前出のアドバイザーさんのご指摘同様…Gジィさんの経験則からも、そういう女性のほうが、案外それなりのお金持ちのパートナーを、ちゃっかりゲットしちゃっています。

 

ここ“ハプバー”に、今宵のパートナーを求め足繁く通い詰めるアナタも、

 

・イケメンor美人

・高身長男子orミニ女子

・マッチョor巨乳

・デカチン(っぽい)or名器(っぽい)

・美肌

・イイ匂いがする

・会話のフィーリングもバッチリ!

・テクニシャンor痴女系

・童貞キャラor清楚キャラ

 

…なんて風に、相手に対する「多望み」はヤメにして、このなかから

 

「スパッと

2つだけ!」

 

…の条件を満たしているヒトにも今一度目を向けてみることをオススメします。

 

あと、

 

「どうせオレなんか…」

「どうせアタシなんか…」

 

…と、すぐ卑屈な態度に出てしまうヒトも同じ。

 

一見真逆でも、その劣等感は裏を返せば…じつに傲慢な響きを含んでおり、早い話が

 

「理想高すぎ!」

 

ハードルを上げすぎなのです。もし、

 

本気で「どうせオレ

(アタシ)なんか…」

という現状を脱却したい!

 

…なら、

 

本気で“ハプバー”で

美味しい思いがしたい!

 

…なら、

 

「身近に存在する

利害が一致する相手に

とりあえずツバをつけてみる」

 

──そんな見切り発車的なスピリッツをもって、今宵のパートナー探しに努めるべきなのではないでしょうか。

 

とにもかくにも「どうせオレ(アタシ)なんか…」なる諦観からくる頑なさを取っ払わなければ、

なかなか明るい未来は開けません。

 

我々人間は

 

「すべてが目に見えている」

 

…と思い込みがちですが、じつは

 

「見えている部分と見えていない部分」

 

があります。情報の全部が脳に入ってきているわけでないので、

 

「自分なんて…」

「意中のパートナーがいない」

 

…と嘆いているアナタは、

 

「見えていない部分」を

囲っているブロック

 

をいったん外さないと、あなたと真に相性がいいヒトを見逃してしまう──これを

 

「選択的注意」

 

…と呼びます。

 

「一つの事象に

集中し過ぎていると

他の事象が見えなくこと」

 

…です。

 

「ブロックを外す」ための具体的方法としては、たとえば

 

「普段交わらない

ジャンルのヒトに

わざわざ話しかけてみる」

 

──これだけでも視野は十分に広がります。結果、自分がタイプじゃない相手だったとしても

 

「この人はどういうヒトなんだろう?」

 

…と興味を持つことが重要なんです。

「自分に興味を持ってもらう」という待ちの姿勢ではなく、

 

「自分から興味を持ってみること」

 

…を、ここ“ハプバー”でも習慣づけてみてはいかがでしょう。