Vol.392 「モテないおじさん」の3原則(前編) - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.392 「モテないおじさん」の3原則(前編)

つい数日前にアップしたコラムでも書きましたが、Gジィさんの雑感だと、ここ『アグリーアブル』に来店する男性ユーザーのメイン年齢層は、だいたいが「20代後半〜30代半ば」あたりであります。

 

しかし、いっぽうでは40歳を過ぎていそうなナイスミドルもよく見かけるし…ときには、ぼくのような

年齢不詳アラカン世代も紛れ込んでいたりして(笑)…マナーさえ守れば、原則としては年齢を問わないエイジレスなカオス空間──それこそが“ハプバー”の大きな醍醐味の一つであることに間違いはありません。

 

また、女性ユーザーのなかには

 

「アタシのお父さんより年上な

おじ(い)さんって…

どんな◯◯◯をするんだろ?」

 

…みたいな旺盛すぎる好奇心に突き動かされて、Gジィさんのような年齢不詳のアラカン世代のおじ(い)さんをつまみ食いしてくださる奇特なヤングガールも間違いなく紛れ込んではいるのですが、同じ中(高)年でも、

 

「なぜかモテない男子」

 

…の傾向みたいなものは、やはりそれなりにあるようです。

 

ぼくの友人である脳神経外科医の先生は、

 

「モテないおじさんに

顕著に見られがちな共通点」

 

…として、

 

「くどい」

「目線が定まらない」

「見返りを求めすぎ」

 

…の三つを挙げています。

 

今日は、まず一つめの「くどい」についてから、詳細を説明してみましょう。

 

相手の気持ちというのは(あくまで一般論として)加齢するごとに──経験を積めば積むほどに、あらゆるケースを想定できるようになるものです。

 

しかし、それは同時に

 

「オレの気持ち…

ちゃんと伝わってるかな?」

 

…と、心配も増してくるということでもあります。

 

しかも、しゃべりたがりな人は、しゃべるだけで満足できるのではなく、

 

しゃべって相手に理解され、

「すごいですね〜!」と

返してもらって、

はじめて満足感を得る

 

…わけです。その「確認作業」がないと、つい似たような話をクドクド繰り返したくなる欲求に支配されてしまう…。

 

先生曰く、

 

「脳細胞は年齢と比例して

確実に機能が低下」

 

…していくものなので、物忘れがひどくなるのは…まあ、しかたありません。そんな現実をきちんと受け入れたうえで、Gジィさんは

 

「おじさんになったら、

女性と同伴するとき

お酒を控えめに」

 

…と、アドバイスします。

 

我々の脳はあまりにもたくさんの情報が氾濫するなか、

 

重要な情報のみを覚えるよう

いらない情報は切り捨てる仕組み

 

…になっています。そして、とくに酔っぱらうと「即時記憶」(=情報を覚え込んでから想起するまでの間に干渉を挟まない記憶)や、本来は保持時間が長いとされている「近時記憶」(=情報を覚え込んでから、他の課題を与えることによって想起を促す記憶)の力が落ちてきます。いっぽうで、すでに「長期記憶」となっている「自宅までの道順」などはしっかり残っているため、

 

会話の内容は覚えていないけど

どういうわけか家には帰れた

 

…みたいなことが起こるのです。

 

よく居酒屋あたりで、何度も同じことを言っているおじさんを見かけますよね? ここ“ハプバー”においても、そういうタチの悪い(※←おそらく勃ちも悪いw)おニイさんに絡まれて辟易しながら、

 

「助けて…」

 

…的なサインを目配せで送ってくる女性と、たま〜に出くわす…気がしないでもありません。単なるぼくの妄想にすぎないのかもしれませんけど…(笑)。

 

とにもかくにも、

 

人の振り見て

我が振り直せ!

 

すでにべろんべろん状態である会社の同僚とかならまだしも、女性相手だとたちまち嫌われてしまいます。女性の前では極度に緊張してしまうタイプの男性なら、少々アルコールの力を借りるのも手ではありますが、やはり飲みすぎはいけません。

 

Gジィさん自身も40代後半のころから、

話がくどくなる兆候が露骨に見えはじめてきています。

 

あきらかに口に出したばかりのことをすぐに忘れてしまい、

 

「あれ? 

さっきから

同じこと

何回も言ってる?」

 

…という概視感がよぎるケースが、しょちゅうレベルであるんです。

 

さらに、先生のご指摘どおり、お酒を飲んだら

 

リフレインオヤジの炸裂っぷり

 

…は、ハンパじゃなかったりします。

 

女性は、まだ肉体関係のない男性と二人きりで酒の席をともにしているときは(よほどの酒豪や性に奔放なタイプを除けば)往々にして警戒心も強くなるため、

おのずと自分の臨界点を秤に掛けつつ

酒量のセーブスイッチが脳内で働き、男性よりも酔っぱらいにくいものであり、これは“ハプバー”も決して例外ではありません。

 

一見、同じペースで飲んでいるようであっても、それは我々男子が

3杯飲むところを隠れて2杯に抑えているか、臨界点が自分より高いか…のどちらかでしかありません。

 

そう!

 

女性は男性が酔っている姿を

常に冷静な眼で観察している

 

──ここまでちゃんと分析できているのに、どうして我々男子は

性懲りもなく飲みすぎ、悪態をついてしまうのか…? コレを

 

「加齢による物忘れ」

 

…のせいにしてはダメなことくらい、わかっちゃあいるのですが…?

 

(※次回に続く)