Vol.393 「モテないおじさん」の3原則(中編)
過去に某生保会社に勤める、知人の既婚男性(45)から…
こんな相談を受けたことがあります。
人の眼を見て話すことがとても苦手です。
先日も、部下の女性社員とミーティングをしているとき、
「◯◯サン、私の胸ばかり見ないでくださいよ〜!」
「それってヘタすりゃセクハラですから!!」
…と、冗談とも本気とも取れる調子で注意されてしまいました。
私はただ、相手の眼が見続けられないから、
視線を落としていただけなのですが…。
…と、そんなわけで、今日は
「モテないおじさんに
顕著に見られがちな共通点」
…の二つ目とされている
「目線が定まらない」
…について、その詳細を解説してみましょう。
まず「目線」って…意外と年齢に関係してくるんですよ。
ぼくの友人である脳神経外科医の先生曰く、
人間は、眼と眼が合うと心理的に恐怖心を抱く生き物で、さらに「恐怖」という感覚は、「失敗の経験」から裏付けされる面もあるため、加齢と比例して肥大していくものであります。だから、逆に安心してください。「おじさんになればなるほど目線が定まらなくなる」のは、脳科学的にれっきとした根拠がある、当たり前のことなんです。
…とのこと。
では、その当たり前の習性を防ぐには
どうすればよいのでしょう?
簡単です!
「相手の眼から
ちょっとだけ
目線を下にずらせばいい」
……だけ!
とは言え、前出の相談者さんのように、
下へとずらしすぎたら
「おっぱいの谷間ばかり
見ているエロオヤジ」
…と勘違いされてしまいます。なので、もう少々だけ
「眼と胸の中間地点」
…に視線の位置を微調整してください。
のどちんこ?
いやいや、女性にのどちんこはありませんので(笑)、
標準として合わせづらい…。正解は
「鼻と口の周辺」
…です。そのあたりに視線を集中させ、
なるべく動かさないよう常に意識しましょう。
そうすれば、なんとなく
「相手の眼を見て話している風」
…も演出できますし、「おっぱいの谷間ばっか覗き見している」と
勘違いされることもありません。
眼を本気で合わせるのはプロポーズだとか、
「キメたい一瞬」
…だけでかまわないんです。
じつは、ぼく…Gジィさんも前出の相談者と同じく
「相手の眼を見て話せない派」
…の一人だったりします。
そして、その視線が行き着く場所は、これも同じく
「おっぱい」
…であり(※Gジィさんにかぎっては、相手が胸元のルーズなファッションだった場合、確信犯的に凝視してしまっているケースも多々あるのですがw)、そのあまりの露骨さに、胸部を
「両手のバッテン印」
…で隠された経験も一度や二度じゃありません。
あと、ぼくはまつ毛が長くて、しかもそれが下方に傾いている
ラクダみたいな形態をしているため、
よりいっそう誤解(?)されやすいのでしょう。
そんな不毛な自己分析に労力を費やしていても、時間の無駄で
しかないのですが…(笑)。
「相手の眼ではなく
鼻か口を見て会話する」
──なんと素晴らしい、目からウロコのシンプルなアドバイスであることよ!
世のおっさんたちには明日、いや、たった今この瞬間から
実行していただきたいものですね。
(※次回に続く)