Vol.456 ハプバーで知り合った、とある風俗嬢のお話(前編) - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.456 ハプバーで知り合った、とある風俗嬢のお話(前編)

“ハプバー”とは、一期一会の精神で、出会ってまだ間もない男女が一気に濃密かつエクスタシズムな関係へと昇りつめていくのが一つの大きな醍醐味とされる空間であることは

申すまでもありません。

 

しかし! じつは、同時に

 

「普段の生活では

滅多に出会うことがない

タイプの人種」

 

…と、ときには腹を割ってじっくりお話ができる…ケースもある…という「社会勉強」の面でのメリットも見逃すことができない、もう一つの醍醐味だったりもします。

 

一度、ここ『アグリーアブル』以外の“ハプバー”で、

一人の風俗嬢・Y美さんとカウンター席でじっくりお話できる機会がありました。

 

Gジィさんからすれば、風俗で働くオネエさんは…

風俗へ行かないかぎり

なかなか出会えるチャンスはありません。

 

残念ながら、この日はエクスタシズムな関係へと到ることは未遂に終わってしまったのですが(笑)、風俗嬢と

 

「お店以外の

プライベートの場で

コミュニケート

できたこと」

 

…は、じつに貴重なひとときであり、今でもその会話の内容はほぼ一言一句記憶しております。

 

ちなみに、彼女はいろんな“ハプバー”を単独で利用する、

いわゆる

 

「流しのハプバニスト」

 

…であるらしく、自身が勤めているデリヘルでマニュアライズな性サービスを提供し続けているとストレスが溜まり、その欲求不満を“ハプバー”で発散している、と言います。

 

そーいうオッサン系週刊誌あたりに書いてありがちな、

夢みたいな話って…ホントにあるんですね〜!? それがわかっただけで、Gジィさんはまた一個…おりこうになりました(笑)! いや…マジで!!!

 

さて。あくまでGジィさんの個人的主観…っていうか偏見ではありますけど、得てして風俗嬢というのは、ギャル風であろうが赤文字系女性雑誌風であろうがコンサバ系であろうがストリート系であろうが、

 

「どこかファッションの

ディテールのツメが

甘かったりするもの」

 

…なんですが、稀に

 

「ああ…このコ

おオシャレだな」

 

…と感心させられるにお店で当たったりすることも

なくはありません。

 

で、そんな子たちと会話がはずみ前職…もしくは現職の話題になると、

 

「前は美容師やってたんですよ」

「じつは美容師なんですよ」

「美容学校出てるんですよ」

 

…といったケースがとにかく多いのです。

 

なんで?  

 

この日、とある“ハプバー”のカウンター席でお話できたY美さんも

 

「元美容師さん」

 

…でした。身長は165cm強。ユニセックスっぽいダブダブめジャケットスキニージーンズに合わせた

 

「ちょいストリート系ファッション」

 

…で、バストはB~Cカップといったことろ? 髪は肩にかかるほどのストレート・セミロングで、色は軽いアンバー系──あえてタレントにたとえるなら、大きめな口が水原希子さん似といった感じであります。

 

では、そのときに交わした会話(の一部)を、できるかぎり忠実に

再現してみましょう。

 

──風俗の子と、こーいうかたりでお話できる機会ってあんましないから、めっちゃうれしいんですけど〜! 今日はせっかくのアフターチックなスタイルなんだし、いろんなこと根掘り葉掘りリサーチしちゃいっかな??? 風俗の子とお店で会っても、会話できる時間はせいぜい10分くらいだもんね〜!

 

Y美さん:アタシも、男の人とこーやって

ナンパされた風に飲むの、“ハプバー”だけですよ〜。

 

──うっそ〜!!! 普通にモテそうな感じだけど〜!?

 

Y美さん:風俗のコって、彼氏がいても

同棲しているパターンが多いので、

きちんとしたお店でデートすることなんて滅多にありませんし…。仮に女のコと一緒にとか一人で飲むときも

職場の近くばっかで…。

 

「渋谷のお店で

働いてるなら

道玄坂あたり」

 

…みたいな? あと、キャバクラと違ってお客さんと

外で会う必要も基本、ないですから。

 

──意外と地味な私生活なのね?

 

Y美さん:やっぱり、心のどこかに「風俗で働いている」というコンプレックスがあるんじゃないかな…。

長くやればやるほど、「普通の仕事をしているヒト」との交友関係が

自然と切れていってしまうんですよ〜。

 

──なるほど…。で、ぼくが抱いている「風俗嬢は元美容師が多い」という印象は、ぶっちゃけ当たってる? 現役美容師さんだと、火曜日のみ風俗店に出勤してる子…とか?

 

Y美:う~ん…。なんとなく外れてないよう

気はします。アタシも

 

「1年前までは

美容室で働いてた」

 

…わけだし…。

 

──そーなんだ!? ちなみに、Y美さんの簡単な経歴を教えていただきたいのですが?

 

Y美さん:群馬県で生まれて、地元の高校を卒業してから上京して、都内の美容学校に通いました。卒業してからは、原宿や表参道ではなく、新宿から急行で30分くらいの駅近くにある郊外のサロンに就職して、3年でスタイリスト(※←一人でお客の髪をつくる資格のある美容師のこと)になりました。今、27歳です。

 

「お店では21歳」

 

…ってことになってますけど(笑)。

 

──お店…とは?

 

Y美さん:もちろん、今働いている風俗店のことですよ。

渋谷にあるデリヘルです。

 

──ほう!

 

(※次回に続く)