Vol.460 ハプバーで「残念系メンズ」にならないためには?
とある女性向け恋愛WEBメディアが、
「頑張るほどモテない…
残念系メンズの特徴3つ」
…なるタイトルの記事を配信しておりました。
「残念系メンズ」
…って(笑)!? まさにまんまではあるものの、
その行間からトホホな感じが味わい深くにじみ出てくる、
なかなかに秀逸なネーミングではありませんか!
とりあえず、その「特徴3つ」と「具体例4つ」を
ご覧になってください。
【特徴】
(1)モテテクを鵜呑みにし過ぎる
(※メディア上に蔓延(はびこ)る、たとえば「女性から好かれる振る舞い」みたいなモテ指南記事とかを100%真に受け、寸分違(たが)わず真似てしまう)
(2)独りよがりな考え方
(※たとえば「女子は映えるカフェが好き」みたいな “一般論” を妄信してしまう)
(3)行動がスマートではなく不自然
(※不慣れゆえ、たとえば「レディファースト」みたいな行為がどうしてもぎこちなくなってしまう)
【具体例】
(1)似合っていないのに流行を無理に取り入れたファッション
(※トレンドばかりに目が行ってしまい、「自分に似合うファッション」という観点が欠如してしまう)
(2)無理をし過ぎたデートプランや飲食店選び
(※たとえば「高級レストランを予約したのに着ていく洋服を持っていない」とか)
(3)脈がないのにアタックしまくる
(※「積極的な男はモテる!」みたいにありがちな言説に囚われすぎている?)
(4)「会話が重要」と思い、一方的に喋り続ける
(※相手の興味を惹きつけたいがため、頑張って喋りすぎ、会話が一方通行になってしまう)
なるほど。一言で申せば、要は
「アレンジ能力に欠けている」
…ということ…ですな?
たしかに、先人たちが成功と失敗を繰り返し辿り着いた
「モテ・マニュアル」に頼ってみるのも一つの手段ではありましょう。ちゃちゃっと検索しただけで、その手の情報は一昔前の何十倍も何百倍もお手軽に得られるわけですから。
しかし、恋愛とはあくまで相手ありきの
「ツバ競り合い」
…なので、当然のこと一つのマニュアルが万人に通用するとはかぎりません。その場その場でマニュアルから得た言動を微調整するなり完全放棄するなり…といった柔軟性が、なによりも肝となってくるのであります。
では、そういった
「アレンジ能力=柔軟性」
…を身につけるには、どうすればいいのか?
これはもう
「場数を踏む」
…しか道はありません。おそらく、今回のこれらの教えを読んで、
「自分にも思い当たる
フシはなくもない
…かも?」
…と、自省の念に駆られた御仁も、何人かはいるでしょう。が…残念ながら、明日からあなたの恋愛やここ“ハプバー”における所作がドラスティックに変化するとも思えません。
だから、しばらくは
「残念系メンズ」
…のままでもかまわない──これらの「特徴」と「具体例」を脳内の片隅に留めつつ、
「数撃ちゃ当たる」
…のスピリッツで、まずは許されるかぎり多くの
「練習試合」に参加し、それを通じて
「地道な反復練習」
…を積むことを、Gジィさんはオススメします。
そして、この『アグリーアブル』のカウンター席は
「練習試合」としては、格好の場であるという
絶対的な事実も付け加えておきましょう。とどのつまりは
「急がば回れ!」
…ということなのです。はい!