Vol.476 ぼくが自分に「おじみ」を感じる瞬間
一期一会を原則とするここ“ハプバー”において…また、
「来客のメイン世代は
30代〜40代前半」
…と言われているここ『アグリーアブル』においても、
たとえ実年齢はいくつであれ、
「若見えすること」
…が、とても重要になってくるのは致し方ありません。
ってなわけで、昨今、SNS上などで頻繁に飛び交っている
ネットスラングの一つに
「おばみ」
…ってヤツがあるのをご存知でしょうか?
簡単に一言で説明してしまえば、
「おばちゃん臭い言動」
…のことで、たとえば日常会話だと
「A子の今日の髪型、
ちょいおばみっぽ〜い!」
…みたいな感じで使用するのだと言います。「おばみ」の「み」はおそらく「味」と書いて音読みにしたのでしょう。そして、とある恋愛情報サイトが、
「男性がふとしたきっかけで、
自分の彼女に“おばみ”を
おぼえてしまう瞬間」
…として、以下の3つを挙げておりました。
(1)彼女の頭髪に白毛を見つけて…
(2)酔っ払って寝落ち…ほか、
だらしないところが増えてきた
(3)「美魔女」を自称する
同記事の筆者は(ペンネームから判断するかぎり)女性の方なので、まあさしたる問題にはならないのかもしれませんが、ぼくのような男性が女性の
「おばちゃん臭さ」
…を(とくに肉体的な面で)下手に論じると、コンプライアンスや#MeToo的な視点から少々ややこしい事態を引き起こしてしまう危険性もなくはないので、前出した「3つ」の鑑定については
「ノーコメント!」
…ってことにしておきます。ただ、いかにも高級っぽいレストランやホテルや旅館とかで、『snow』だかなんだかでつるんとした質感のバブリーな自撮り写真をマメにアップしている中年女性のインスタあたりに、
「#美魔女」
…のハッシュタグを発見してしまったときは、「おばみ」云々を語る以前に、シンプルな「イタさ」を感じてしまうのは、
はたしてGジィさんだけでありましょうか…?
…と、このまま「おばみ」、いや「美魔女」批判をエスカレートさせていけば、いずれとんでもない失言をかましちゃいそうなので、本当にここらでやめておきましょう(笑)。
さて。「自分の彼女に“おばみ”をおぼえてしまう瞬間」なんて風に
上から目線で偉そうなことを申してはいるものの、男性側も
「自分自身に“おじみ”を
おぼえてしまう瞬間」
…を客観的に認識し、修正すべきで修正可能であるならば…やはりキチンとそれなりの努力をして修正すべきだと、ぼくは思います。とりあえずは、アラカン世代のGジィさんが「自身に“おじみ”をおぼえる瞬間」のいくつかを箇条書きしておきます。
・ヒゲを3日間剃らずに鏡を見たとき(ヒゲは頭髪よりも白毛率が高いので、伸びたら見た目が一気に老けてしまう)
・陰影の強いカメラモードで自身の写真撮影を行ったとき(皺がとにかく目立つ)
・自身の写真撮影の際、どんなに眼をぱっちりと見開いても、どこかまぶたが重い
・人と会う予定がなければ何日お風呂に入らなくても平気
・加齢ごとに一本一本抜け落ちていく「歯」に対する執着が薄くなる
・コーヒーを飲むと口が臭い(ような気になる)
・なにかにつけて「数値」がやたら気になり始める
・なにかにつけて同世代の「平均」と自分を比較したくなる
・「若い女性と一緒に食事ができるだけでも自分は恵まれている」と本気で思い込む(自身にそう暗示をかける)
・草野球で外野を守っていると、必ず一度はボールを見失ってしまう
「まだ若い!」
…とたかを括っている貴男でも、もしどれか3つ以上該当したら
要注意! なんらかの参考にしていただければ幸いです。
最後に念のため!
「おじみ」
…とは「おじさん臭い言動」のことを指す、
一応Gジィさんによる造語であります。