Vol.489 ハプバーでも若見えする?「育菌」のススメ
40代や50代のころ、キャバクラや風俗…またはオネエチャンがいるプライベートの席で、実年齢を申告すると、
「うそ~!
全然見えな~い!!」
…なんて言われ、そのたびに鼻の下をだらしなく伸ばしていたものであります。
でも、アラカンになると、その相変わらずの
「外見と実年齢のギャップ」
…が激しすぎるのか、ちょっとした
「バケモノ扱い」
…されはじめてきているのでは…とも懸念してしまうのは杞憂で
しかないのでしょうか?
で、Gジィさんなりに原因を突き詰めてみると…以下のような
推測が脳をよぎりました! まあ聞いてください!
ちなみに、頭髪は確実に後退し、薄く…
アンド細くなっています。
ヒゲも伸ばせば、もはや70%近くが白髪です。
しかし、逆に申せば、髪を帽子で隠し、
ヒゲをキレイに剃れば、ものすご〜く若く見えちゃうみたいなんですよ〜、ぼくったら…。
たしかに悪い気分ではありません。ありませんけど、
「見えすぎ」
…ってえのは、やはりいささか問題なのではないでしょうか。
まず、顔にまったくシワがない。
なさすぎ!
次に肌がすべすべ。
つるつるすぎ!
毛穴もほとんど開いていないし、肌のたるみも
二日酔いの朝にそこそこ気になる程度…。
あと、多少横腹は出てきているが、基本的に体重が10代から
まったく変わっていない。
「ず〜っと
65キロ周辺を
キープ!」
──なにしてるわけでもないのに、なんで?
とにかくは、思いあたるポイントを挙げてみます。
【POINT.1】
苦労してない
いや、ぼくだって60年近く生きてきて、それなれなりにいろんなことはありましたよ。でも、他の同世代の男性と比べると、あまりに
悩みの少ない半生を過ごしてきた点は否めません。
しかも、この年になって、まだ父はバリバリの現役で働いていて、母も元気に海外を飛び回っています。アラカンにして自分のことだけを考えていればいい環境にあるということは、たしかに
「奇跡的に恵まれている」
…としか言いようがありません。なので、おそらく両親になにかあったら、急激に老けこんでしまうことでしょう。
【POINT.2】
鍋ダイエット
現在続けているスポーツは週2回の野球と、たまーに
テニス。スポーツジムには野球に必要な筋肉を維持するため、せいぜい1ヶ月に2度ほど通う程度。もちろん、これだけじゃあダイエットの足しにはほとんどなりません。
むしろ、効果があるのは夏でも週4回くらいのペースで食べている鍋料理だと思います。野菜もいっぱい取れるし、
カロリーも少なめだし。ただ、この程度のことは多少意識の高い読者モデルクラスでもやっていることなので、やはり決定的な要因ではないでしょう。
【POINT.3】
生まれついての地黒
ぼく…一番、日焼けしていない状態でもけっこうガン黒なんです、ボク。だから、シミとかが目立ちにくいんでしょうね。
たぶん…ではありますけど。
【POINT.4】
50歳になっても怒られる
これは前にもここのコラムで書いたかもしれませんが…
かのみうらじゅんさんから聞いた話。
「人から怒られるのが
究極のアンチエイジング!」
なんとも名言ではありませんか! 「叱られたくない叱られたくない…」といつもビクビクしていることによって、
童心をキープし続けることができる
…という理屈なのだそう。
そう言われるとボクだって、いまだに父親からは怒られるわ、20代とか30代の若い編集者からは怒られるわ、孫くらいの年齢の
女子からは怒られるわ…きちんと「みうら理論」を実践しているのであります。もちろん好きで叱られているわけではないんですけどね…(笑)。
【POINT.5】
そもそも若い外見は遺伝である!
コレを言っちゃあ身もフタもないんですけど、とりあえず
Gジィさん一家は父も母も妹も、みんな相当若く見えます。父なんか今年で90歳ですけど、まだトンカツとか食いまくって顔中脂ぎってるし、腹もあんまり出てなくて、髪もだいぶ残ってる。さすがにキャバクラとかで「いくつに見える?」なんてことは、もうやってないでしょうが…(笑)。
【POINT.6】
洗顔は四角い石鹸のみ!
洗顔クリームや男性用美容液などは55歳くらいまで一切使ってきませんでした。使いはじめたのは、
ホンの2〜3年前あたりから。
ずーっと「花王」とかの四角い白い石鹸で顔も体も洗って、さらにはシェイビングクリーム代わりとしても共用していました。科学的に正しいかどうかはわかりませんが、これくらいスパルタンなほうが、結果的に肌を程よく鍛えることになるのかもしれませんね。あくまでGジィさんの独りよがりな持論なのでしょうが?
【POINT.7】
育菌!
長々と自慢めいたことを書き続けてしまいましたが、今回一番言いたかったのはコレ! ぼく…じつは風呂嫌いなんです。仕事で家に閉じこもりっぱなしだと、風呂なしでも3日間くらいは全然平気。でも、この一見不潔っぽい生活慣習が…
じつは肌にとてもいいらしい。
生物医学研究所・所長の青木皐先生の著書
『人体常在菌のはなし
〜美人は菌でつくられる』(集英社)
によると、
「お風呂に入りすぎ、
体の洗いすぎは、
皮膚の上にある
“肌に潤い”を与える
常在菌(善玉菌)
までも落としてしまう」
…のだとか…。
つまり、過度に清潔すぎず、適度な
「育菌」
…を心がけることが、アンチエイジングにもつながるわけなのです。どうです?
「目からウロコ」
…でしょ!? ってことで、ここ“ハプバー”に来ても、クンニひとつできないイマドキの潔癖男子諸君! 病的なまでに雑菌を自分から遠のけるような生活ばかり送っていたら…
アナタたちが命より大切にしてる
「美肌」
…も、すぐ衰えてしまうかもしれませんよ? ただし! “ハプバー”において「別室」に向かう前のシャワーは…
絶対に怠ってはいけません!!!