Vol.498 SNSでの「幸せアピール」について
「2ちゃんねる」の開設者で「ニコニコ動画」の元管理人でもある「ひろゆき」こと西村博之さんが、
ちょっと前にツイッターで
「SNSで幸せアピールする人の心理」
…という自身のインタビュー記事を貼り付け、
「幸せだったらSNSにかまけてる暇が無いほど楽しく暮らしているはず。SNSで幸せアピールをしている人は『幸せだと思われたい不幸な人』というイメージを自ら振りまいている浅はかな人だと思ってる
おいらです」
…みたいな持論を展開していました。
そして、同ツイートに対してネット上では、
「幸せだから幸せを実感するためにSNSを使うんじゃないの」
「幸せの実感を『いいね』の数で確認しているのでは?」
「反応してもらうことも幸せに含まれているのでは?」
「そうですね。幸せアピールうざいと思うもん」
「わかる気がする」
…etc.と、賛否両論の意見が飛び交ってもおりました。
Gジィさんは、このひろゆきさんによる問題提起に関しては、
「賛否どっちかは
わからんけど、
総合的には
ややひろゆきさん寄り?」
…くらいの心象を受けました。
たとえば、ぼくのインスタグラムは
「ラーメン」
「ラーメン以外のグルメ」
「おうち料理」
「旅行」
「セレブなイベント」
「全然セレブじゃないイベント」
「お洒落スポット」
「面白スポット」
「喫茶店」
「キレイな景色」
「妙な景色」
「アート」
「JAZZ」
「渾身のタイムリーヒット」
「セーフティバント」
「年に一度のパチンコ」
…ほか、モノの見事に一貫性には欠けており、
「もっとも
フォロワー数が増えない
インスタの
典型的な悪い見本」
…との烙印を某インフルエンサーから押されたこともあるシロモノだったりします。
フォロワー数は現在約600人──でも、ぼくはあくまで
自身のインスタグラムは
「写真も掲載できる気軽な日記」
…としか見なしておらず、決して負け惜しみではなく、これ以上フォロワーを積極的に増やしたいという野心も、一切ありません。
いっぽうで、
「凡庸な日なんて一日もない」
…とでも言わんばかりに、エキサイティングで
エグゼクティブでロハスな、いわゆる
「息つくヒマも
なさそうな毎日」
…を過ごしている風に演出されたSNSをたまたま目にしたら、
「このヒト…
なんかしんどそう」
…と、つい可哀想にすらなってしまいます。
前出した「賛否両論の意見」のなかにもあったとおり、
そういうヒトたちは(おそらく)
「反応してもらうことも
幸せに含まれている」
…わけで、「しんどい」って自覚もないのでしょう。
が、ぼくは
「不特定多数に
自分の幸せを
自慢し続ける」
…ほどのタフなハートを持ち合わせてはいないし、
「このラーメン
超美味しかったよ」
…と、限られたフォロワーだけへと…ときには、ここ『アグリーアブル』で意気投合した女性(あるいは男性?)だけへと、気まぐれなタイミングで
「ささやかな自慢」
…を小出しするだけで、もう十分なのであります。
以上!