Vol.512 【ハプバー会話術】「チョイ足し言葉」で好感度UP!
「おはよう」の挨拶一つ取っても、その次に
「きのうは終電間に合った?」
「風邪の調子はどう?」
「雨、大丈夫だった?」
…etc.と…ここ“ハプバー”だったら、
「はじめまして」の次に
「今日の洋服セクシーだよね」
「ネイル、イケてますね」
…と、「さりげない一言」を付け加えるだけで
「アナタの好感度は
グンとアップしますよ〜」
──そんな教訓を促すたぐいの記事はネット上でも
よく見かけます。いわゆる
「チョイ足し言葉」
…ってヤツです。そして、この定則は「会話」だけではなく、
メールやLINEといった「文章」によるコミュニケーションにおいても同様です。が、
「語気やイントネーションの強弱」
…によってリアルタイムで「誠意」のようなものを(ある程度は)表現できる「会話」に比べ、「文章」の場合──文字の羅列だけでその熱量を「チョイ足し」するのは、やや困難なのかもしれません。
しかも、昨今ではメールやLINEでの文章のやりとりは、
「ビジネスメールでダラダラ長文を書いてくるヤツは仕事ができない」
「余計な言い訳や社交辞令的な前フリは極力省く!」
「とにかく、できるだけ簡潔に!」
…みたいな風潮が主流となりつつあります。でも、(ウザがられない範囲で)なんとなく相手のココロに刺さる一言くらいは、やはり「チョイ足し」しておきたい…。
じゃあ、一体どうすれば???
「コレが正解!」
…とまでは断言できませんが、Gジィさんはとりあえず
「うれしかった」だとか「助かった」だとか「感謝している」だとか…の意を相手に伝える際、その言葉を修飾する
「副詞」
…に、ある工夫を凝らすよう心がけております。
たとえば、
「◯◯様のおかげで、
楽しいひとときを
過ごすことができました」
…といった文面をメールのする場合は…ぼくなら「楽しいひととき」の前に「大変」…もう少々フランクな関係だと
「とても」…などの副詞をチョイ足しします。
さらには「とても」の「と」と「ても」の間に
促音の「っ」
…を挿入することもあります。
「◯◯様のおかげで、
とっても
楽しいひとときを
過ごすことができました」
ね? このほうがなんとなくじんわりと「楽しかった」って想いが、より伝わる…気がしますでしょ???
「ビジネスメールでの(この手の)促音は、相手に稚拙な印象を与えてしまうから、あまり使わないほうがいい」
…なんてセオリーもあるようですが(※例:「あっち」×→「あちら」◎)、(あくまでケースバイケースで)一箇所にだけ
「渾身の促音」をぶち込むのも、それはそれでアリなのではないでしょうか…と、ぼくは考えます。また、この法則はメール
だけじゃなく、ここ『アグリーアブル』のカウンター席での
ピローなトークでも例外なく通用する
…と、ぼくは信じております。
あと、文字量こそやや増えてしまうんですけど、ぼくは初対面の(もしくは久々に再会した)人に後日送る挨拶メールでは、必ず
「このたびを機会に、これからも末長いお付き合いのほど何卒よろしくお願い申し上げます。」
…の一言を文末に、やはりチョイ足しするようにしています。
メールを受けた側からすると、いささか赤面してしまいそうな
「告白」なのかもしれませんが、Gジィさんとしては、
「わりと本気」
…で、そう願っているので、このような大仰な言い回しで、しれっと相手の想定を超えてみるのも…それもそれで、なかなかに悪くないのでは…とも思います。
もちろん、一期一会を原則とする“ハプバー”では、
やや不適切な言い回しではあるのですが、
いくら社交辞令ではあっても…
それなりの効能は期待できるのではないでしょうか?