Vol.523 ビュッフェスタイルの食事とハプバーと…
ちょっと前の話ですが、お笑いタレントの有吉弘行さんが、
自身がパーソナリティを務める某ラジオ番組で、
「ビュッフェスタイルの食事が苦手」
…だと語っておりました。そのおおよその内容は、
以下のとおりでありました。
「(ビュッフェスタイルで皿に料理を盛ったら)味が混ざっちゃいそう…。紫キャベツを乗せたら目玉焼きも紫になっちゃうんじゃないか、切り干し大根とマヨネーズが混ざったら超絶まずいんじゃないか…とか悩みはじめたらもう(ダメ)」
「途中で(料理を選ぶのが)嫌になっちゃうとか…よくわからなくなって『これでいいや』ってなっちゃう。結局、いつもチョイスするのが目玉焼きとハム、それとご飯のみ。(皿が)ガランとしていて…もう自分で笑っちゃうよ」
いっぽうのぼくは、有吉さんとは真逆な
「生粋のビュッフェ好き」
…でありまして、一時期は勝手に「ビュッフェ研究家」をみずから名乗り、ビュッフェに関連するウンチクを周囲に吹聴してまわっていたものです(笑)。
だがしかし! そんなそこそこのビュッフェマニアなGジィさんでも、有吉さんが吐露した
「ビュッフェが苦手な理由」
…は、ある部分(ではありますが)理解できなくもなかったりします(※どっちやねんw!)。
とりあえず、一つめの理由である
「(たとえば)紫キャベツを
乗せたら目玉焼きも
紫になっちゃう」
…とのくだりに関しては、まったく理解できません。
ぼくは、目玉焼きが紫色になろうが、切り干し大根に多少マヨネーズが侵攻してこようが、
「焼き魚にかけた醤油が
ソーセージやベーコン
エリアで誤爆」
…しようが、そういうことはほとんど気になりません。
「気になるなら
別々の皿に
盛ればいいじゃん」
…って考えだってあるような気もしますが、
「テーブルが無駄に皿だらけ」
…になるのがお店側に迷惑な感じがして…むしろ、一つの皿にあらゆる料理が無造作に盛られ出鱈目な味にコンフューズされたほうが、新しい味が発見できるのでは……とさえポジティブに捉えてしまいます。
ただ、二つめの理由である
「途中で(料理を選ぶのが)
嫌になっちゃうとか…
よくわからなくなって
『これでいいや』
…ってなっちゃう」
というくだりは、つい
「なるほどね!」
…とも…?
ぼくは、ビュッフェに挑む際、まずは店内にズラリ並んでいる料理をザッと一通り見渡し、脳内にインプットしてから「盛り」を組み立てる派だったりするのだけれど、美味しそうな料理が多ければ多いほど
「アレも食べたい!
コレも食べたい!」
…ってことになって、「二周目」あたりからはせっかく組み立てたプランが台無しとなり、結局は面倒臭くなって
「スタミナ丼」
…みたくモノの見事に統一性がゼロな、
ぐちゃぐちゃの皿が出来上がってしまうのです。
まさに「コンヒューズ」どころではない、
「カオス」
…の世界ってヤツですね(笑)。
「カオス」すぎる食事は、さすがのGジィさんも本意では
ありません。
だから、最近のぼくは、ビュッフェでは、
「一周目」と「二周目」が
「パンやパスタを主食にした洋食系」
…「〆の三周目」は
「米を主食にした和食系」
…といった風な明確かつストイック(?)な分類をおのれの
ノルマとして課すことにしています。
もし万が一、「三周目」に入る前にお腹がいっぱいになったら「和食系」はきっぱりと諦める──心づもりではあるのですが…でも根が卑しいぼくは
「食べたい料理を食べずに
ビュッフェを後にする」
…のが死ぬほど悔しいので、アラカンのこの年齢になるまで「三周目」を断念したことは一度もありません。
そして、コレが朝食だったら…いつもその日は何度もトイレへと駆け込むハメになり、仕事や旅行に大いなる支障をきたすので
ありました。
さて! では、今日ここまで書いてきたロジックを“ハプバー”に置き換えてみましょう。
「『アグリーアブル』というビュッフェスタイル(?)のお店で、いかにもオイシそうな女子(もしくは男子)がカウンター席にズラリ!
そんなとき、アナタならど〜する???」
「根が卑しい」Gジィさんとしては、一周目と二周目(?)はエロエロなギャル系と美魔女系、三周目(?)は大人しめなお嬢様系…みたく、「アレも食べたい! コレも食べたい!」と完食を目指したいところですが、残念ながらそれを実践できるだけの精力は、もはやぼくにはありません(T . T)。
だったら、いっそ全員一緒に「スタミナ丼」よろしくの
「コンヒューズ」…なんて夢のようなラッキーに恵まれることは…まあ、さすがにほぼあり得ないでしょう。(※複数の男友だちと同じステージでギャル系・美魔女系・お嬢様系を共有し合うってことは辛うじてあり得ますけど、
やっぱそれも相当にレアケースだと推測できます)
となれば…有吉さんがおっしゃるとおり、
「このヒトでいいや…」
…と、一番その日のコンディションに合った一人を厳選するのが、少なくともGジィさんにとっては、無難なのかもしれませんね? ハイ…。
どんだけ贅沢な悩みやねん(^^;;!!!