Vol.526 【ハプバー豆知識】アダルトグッズの鉄則「二兎を追うものは一途も得ず」?
ここのコラムの、まだ「vol.2」──もう2年以上も前に、こーいうようなことを書いた覚えがあります。
最近、『ROLO(ロロ)』というアダルトグッズに凝っています。
価格は5千円ちょっとで、ド○キとかでも手軽に購入できる、「アダルト」というカテゴリーには似つかわない淡いピンク色が可愛らしい、ソリッドなデザインの魅惑的な逸品です。
いわゆる「バキュームローター」ってやつで、パッケージには「新感覚!」「真空振動がこんなにも気持ち良い!」とのコピーがおどって
おりました。
なぜ、ROLOなのか──その理由は、一にも二にも「女性受けするから」にほかなりません。「ボク、今日こんなの持ってるんだけど…」とプレゼンテーションすれば、ほぼ100%の女性が眼を爛々と輝かせながら「試してみてもいいよ」と使用を快諾してくれて、コトが進んでいくうちに、ぼくの手からROLOをもぎ取り、いつの間にか主導権を奪われてしまいます。そんなときのぼくは、もはやただの“傍観者”です。
でも、ぼくは女性が心底から楽しんくださっている姿を観ているだけで、十分満たされた気分に浸ることができます。男女間のコミュニケーションにおいては「相手の喜びを見いだすこと」こそが至上の要素であり、仮にぼくが年齢的な衰えによって“使いモノ”にならなくとも、“次”につながる可能性はぐんとアップするわけです。(※後略)
ちなみに、この『ROLO(ロロ)』とは、今では
『ウーマナイザー』
…などの商品名で広い認知度を得ている
大ヒット女性向けアダルトグッズである、いわゆる
「バキューム型
クリ吸い器」
…のことであります。そして、つい先日──やはりここのコラムの「vol.519」で、ぼくは
「膣内を
カリ部分に
小さなシリコンボールで
刺激しながら
クリ部分をも同時に
クマちゃん仕立ての
ミニバイブで刺激する
昔ながらのバイブ
『Karina(カリーナ)』が
再流行の兆し?」
…みたいなことも書きました。
ところが! おととい、たまたま『アグリーアブル』に行ったとき、
たまたまカウンター席に立っていたオーナーのマツさんから、『Karina(カリーナ)』について書いたコラムに対して、やんわりと…こんなダメ出しをされてしまったのです。
「ノスタルジックなデザインのバイブに淫猥な背徳感が宿るってくだりはわかるんです。でも、(少なくとも)ウチのお店の『バイブの日』で人気高なのは、残念なことに…この手のバイブ(=『Karina(カリーナ)』)じゃないんですよ…」
Why? なんで??
マツさん曰く、近ごろはこの「クリ吸い器」に、
膣内をも同時に攻めるバイブも装着された
「二又式」
…のバージョンも販売されていますけど、
圧倒的に女性の支持が多いのは、じつのところ
「クリだけを刺激するバキューム器」
「膣内だけを刺激する
シンプルな棒状バイブ器」
…だったりするんですよ。使う側(=女性側)に聞いてみると…
なんでも
「二点同時に刺激されても
集中力が削がれてしまうから」
…とのこと。つまり、マツさんの豊富なリサーチから
すれば、女性の多くは
「一点集中型」
…を断トツに好むもので、
「クリとナカを
同時に攻めたほうが
女性も悦ぶに
決まってる!」
…という安易な発想は、どうやら
「男の独りよがりな
先入観(=妄想)に
過ぎない!」
…ってこと…らしいのです。
う〜〜〜ん…めっちゃストンと落ちました!!!
勉強になるわ〜〜〜〜〜!!!!!
ってなわけで、これからもぼくは、使い尽くしてぶっ壊れてしまうまで『ウーマナイザー』(※冒頭のサムネールにある、Gジィさん所有のブツは『ROLO』!)なる
「(バキューム型)クリ吸い器」を
「My必勝アダルトグッズ」
…として重宝し続けていこうと、
あらためて心に誓う次第なのでありました!
ちゃんちゃん!!