Vol.528 【Gジィさんの夢日記(3)】私は全裸 - ハプニングバー

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.528 【Gジィさんの夢日記(3)】私は全裸

全裸の夢をたまに見る。

 

ぼくは全裸になっている。

 

全裸で──後ろ手尻あたりで腕を組み、

右足半歩前くらいに出して、

 

「休めのポーズ」

 

…を取っている。

 

後ろ足体重を乗せ、

金玉真性に近い仮性包茎状態のチ⚪︎

ぶらりと垂れ下がっていて、

なんともだらしない

 

どういうシチュエーションで全裸なのかは、

思い出すことができない。

 

強いられているのか、自発的なのか…

それすらも判然としない。

 

ヌードモデルとして美大生の前で

…みたいにのどか建設的

シチュエーションではない…だろう。

たぶん…。

 

全裸であることを、心の片隅に

少なからずの罪悪感を抱きながら、

いつも目が覚めるからだ。

 

「全裸の軍隊」

 

…に入隊したわけでもないだろう。

おそらく…。

 

まわりにはもいるし、もいる。

 

しかも全員が軍服ではなく、

もちろん全裸でもなく、

普通に洋服を着ている。

 

そして、ぼくのほうをチラチラと見ながら、

 

「あの人…

なんで全裸なの?」

 

…などとひそひそ耳打ちをしているのだ。

 

でも、誰も全裸のぼくに

 

「アナタ…全裸ですよ!」

 

…と注意をしてくれない。

 

だからぼくは、

いつまで経っても

いつまで経っても

全裸のままなのである。

 

やがてぼくは、その場の空気にいたたまれくなり、

ぴょんとジャンプする。

 

「ホップ・ステップ〜」

 

…といった、三段跳びのような要領で、

 

一歩の滞空時間がやたらと長い超人的なジャンプである。

 

股間をたなびかせながら、

しばらくの間、空の散歩を洒落こんでいると、

畳三畳分程度の面積を横に並べたほどの掲示板の前に、

ぼくは決まってたどり着く。

 

そこには、横書きの3桁だか4桁だかのアラビア数字が、
縦にずらり規則正しく並んでいる。

 

まるで、高校だか大学だかの入学受験の合格発表だ。

 

「全裸大学校?」

 

だが、その掲示板のまわりを囲んでいる建物群は、

マルキューやらルミネやら…といった

そんなファッションビルのようなつくりで、

学校の校舎というには、ほど遠い。

 

ぼくは全裸で、いったいなにに選ばれたいのだろう?

 

…というところで、今日も目が覚めた。

 

今まで何度同じ夢を見たことか

…さっぱり思い出すことができない。

 

なぜなら、

 

「たまに見る」

 

…という、かすかな概視感さえ、

それは夢かもしれないのだから…。

 

本原稿は、昨日Gジィさんが見た夢を極力忠実に再現することを旨としておりますので、現実の世界とは相当に乖離した形而上的な箇所が多々含まれています。そこらへんはどうかご容赦ください)