Vol.615 つい最近にあったわりとショックだったこと…
アラカンを迎えて…これまでにない
「とても衝撃な事件」
…に、昨日遭遇してしまいました。
23時ごろ…空いている席はないくらいに混んでいた
池袋駅から石神井公園駅へと向かう
「西武池袋線」
…で、つり革につかまりながら
ボーッと立っていると、
前に座っていた20代のOLさんから、なんと!
「どうぞ…」
…と、席を譲られたのであります!!
最初は、その女子が
「誰に対して
声を掛けているのか?」
…さっぱりわかりませんでした。
次に、さっぱりわからなかったから、
「キョロキョロ」
…と、周囲を見渡しました。
けれど、ぼくのとなりには
「ソレらしきヒト」
…も見当たらず、彼女の前にはほぼ
ぼくしか立っていません…。
思わず、つい
「え! ボク!?」
…と、自分の鼻の先を指で刺しちゃいましたよ!
たしかに、この日のぼくは
けっこう仕事が忙しい最中で
上から下まで三日間着まわした
よれよれのファッションで、
おまけにお酒もわりに入っていたため、
心身ともに相当くたびれておりました。
散髪にも2ヶ月近く行っていないし、
髭もぼーぼーに伸ばしたまんまだったから、
顔から生えている毛全般に混じった白い毛も、
さぞかし目立ったことでしょう。
しかし、そんなぼくを
「ホームレスみた〜い!」
…とからかう友人はいても、
「老人だ!」
…と断定する人は、さすがに
これまで一人もいませんでした。
いや〜〜〜〜〜っ…
「超ショック!!!」
…でしたねー!
白髪だとか薄毛だとかの問題以前に、
筋肉や姿勢の衰えによって、
もしかすると僕自身の
「シルエット」
…自体が老化しはじめているのではないか…と。
これまでは若者から席を譲られ、
「ワシはまだまだ
若いんじゃ〜っ!」
…などと激高する老人を目の当たりにするたび、
(※↑少なくともぼく的にはけっこう日常の光景です)、
「そこまで怒らんでも…」
…なんて風に内心訝(いぶか)しがっていた
ぼくではあるのですが…、
そういう老人の気持ちを、はじめて
「すんなり受け入れる」
…ことができました。
だから、ここ『アグリーアブル』に行くときも、
最低限、外見オンリーで
「お年寄り認定」
…されないよう、その一週間ほど前からは、
きちんと散髪に行って、髭もキレイに剃って…
スポーツジムにも通って…
「カラダを
つくってから挑もう!」
…と、あらためてココロに誓った次第であります。
さて! 話を西武池袋線内に戻ししょう。
結局、昨日のぼくは…
あまりに疲れていたため、
「ありがとうございます」
…と素直に20代OLさんの好意に甘え、
悲しいかな、席を譲っていただいた…
のでありました。
おしまい!!!