Vol.645 「料理教室は穴場の出会いスポット」説は本当なのか?
今さら…ではあるんですけど、
“ハプバー”の唯一の欠点とは、
「店内で知り合った女子との
連絡先交換が禁止されている」
…ことでありまして…セックス以上に、
女子とディナーに行ったり、
温泉旅行に行ったり、
沖縄に行ったり、
ディズニーランドに行ったり…と、
つまるところの
「デートが大好き!」
…なGジィさんとしては、
「“ハプバー”オンリー」
…を狩場にしていたら…
たま〜に気分転換ってヤツも、
したくなったりするわけで…
となれば当然のこと
新しい出会いスポットを
模索する行為に、つい没頭しがちに
なってしまう毎日であるのです。
そんななか、料理やワインをはじめとした、
「食」に関するカルチャースクールが、じつは
「穴場の出会いスポット」
…でもある…との噂はよく耳にします。
ってなわけで! 先日、
渋谷にある某大手料理教室が開催する
『お料理入門コース体験教室』
…に行ってまいりました!
当日は、ギリギリの時間に受付を済まし、
教室内に入ると、
すでに計20人ほどの生徒さんが、
各自持参のタオルを頭に巻き、
エプロンを着用し、スタンバっていました。
「お試し」ゆえに受講料は1000円とリーズナブルで、
「男女比はちょうど半々」
…といったところでしょうか。
とりあえず、出会いスポットとしては
理想の比率であります。
男女3人ずつの計6人のグループに分かれたあと、
料理実習に入る前の自己紹介タイムがあるんですけど、
女性は3人中2人が20代の独身!
(女性の)皆さんは、だいたいが
「婚活の一環として
料理を本格的に
やってみようと思いました」
…みたいなことをおっしゃっておりました。
ボク以外の2人の男性は、
一人が40代後半のサラリーマン風。
「単身赴任で
外食ばかりなので…」
とのこと。すなわち既婚者なんですが、
既婚者が必ずしも
「100%出会いを求めていない!」
…とはかぎりません。
まあ、このヒトが語った動機に
嘘は無さそうでしたけどね…(笑)。
もう一人の男性は、
30代半ばあたりの
職業が特定できないチョイチャラ系。
「内緒で料理が
上手になって、
びっくりさせようと…」
…とのこと。
「誰をびっくりさせるのか」が曖昧なので、
このヒトはもしかすると…と、
邪(よこしま)な想像もしてしまいましたが、
まあ、「カノジョ」だとか「妻」だとか…
という単語を口にするのが
単に恥ずかしかっただけ
…なのが正解なんでしょう。が、
前出のサラリーマン風サン同様、必ずしも
「100%出会いを求めていない!」
…とはかぎりません。
ちなみに、Gジィさんの自己紹介は以下のとおり!
「5年ほど前から
料理をはじめたのですが…
自己流なので、
今日はちゃんと
基礎を学びたくて
やってきました!」
他の二人の男性よりも
「半歩リードしてます!」
…的な嫌味に聞こえなかっただろうか──
言ってから軽く後悔してしまう。
本日のメニューは
「オムハヤシ(ライス)
&グリーンサラダ」
美味さのポイントとなるオムハヤシの
ドミグラスソースのレシピはすでに調合されており、
必要な食材は必要な分量だけしか置いておらず、
調味料はガッチリ「大さじ1」とかと…
さらには火加減や火に掛ける時間も
徹底的に指示されるので、
「余程のポカ」
…さえしなければ、失敗のしようがない──
誰がつくっても「それなりのモノ」が
仕上がってしまう授業内容であります。
「半歩リードしている(?)」
…Gジィさんからすれば、
少々物足りなかったりもするのだけれど(笑)、
それでも「包丁の正しい使い方」や
「効率の良いみじん切り法」……あと、
「サラサラしているソースは、
別に片栗粉を投入しなくても、
ふたたび火を強めて混ぜれば
ツヤととろみが出てくる」
…ほかetc.…いろんなことを学習させていただきました。
そして! いよいよ「オムハヤシ」完成への
「メインイベント」
──ハヤシライスに、
「フライパンで
つくったオムレツを
乗っける作業」
…へと取りかかる…。
オムレツをつくること自体は
ハヤシのルーに引き続き、
使用食材の量・火加減・時間を
懇切丁寧に教えてもらえるため、
我ながらなかなかの出来でありました。
しかし、コレを
フライパンからハヤシライスに移動させる際、
卵の端の部分がめくれてしまい、
同じ班の6人中、一番見映えが悪く、
「もっとも
不味そうな
オムハヤシ」
…に(泣)!!!
「半歩リード」の面目も
丸つぶれであります。
無茶苦茶美味しかった…けれども、
まったく一緒のレシピであるにもかかわらず、
ビジュアル次第でここまで
「美味そうor不味そう」
…が変わってくるのか…という愕然たる真実と、
ただ皆さん黙々と自分の料理を
口へ運ぶだけの試食タイムに
「ナンパのスキは
1ミリも無し!」
…という甘くない現実を、
身をもって痛感させられた
Gジィさんなのでありました!
「口はオムハヤシを
咀嚼するために
絶えず動いているから、
しゃべるヒマなし!」
…ってことですな?
ワイン教室も似たような感じなんでしょうか???
コッチも一度潜入取材してみたいけど、
なんとなくいけ好かない男が
多そうだし──どうも腰が重い…。
結論としては…
やっぱ、またぼくは
“ハプバー”に戻りますわ〜!!!
おしまいっ!!!!!