Vol.319 ハプバーでマメじゃない男がマメを装うデメリット
これまでにちょっと出会ったおぼえない、なかなかに斬新な着眼の恋愛相談系の記事をYahoo !ニュースで発見しました。
まず、タイトルがすごくいい!
『モテると思って「マメな男」に
徹していたのに
フラれてしまう
男性に共通する4つの特徴』
『マメなのにフラれてしまう男』ではなく、あくまで『モテると思って「マメな男」に徹していたのにフラれてしまう男』であって、
「マメだけどフラれた」
…という結果こそ同じですが、前者と後者とではニュアンスが微妙に異なってきます。
「マメな男性=モテる」
…というロジックは、あらゆる恋愛マニュアルにおいてもはや外すことのできない、鉄板中のテッパンな黄金則です。
したがって、前者は「マメな性格」以外のなんらかに
問題があるわけで、いっぽうの後者は「モテるマメ」の概念をなんらかのかたちで誤解釈=勘違いしちゃっているということ…。
同記事では、その「勘違い」の特徴として、以下の4つを挙げています。
(1)「マメなだけではモテない」ということを理解していない
(2)どのようにマメかという「マメさの質」の重要性を知らない
(3)連絡頻度は常にMAX状態よりも緩急が大事だと気づいていない
(4)すべての女性に有効なモテテクだと盲信してしまっている
じつに鋭い指摘だと思いました。
「マメであれ!」
…というアドバイスが、なぜこうも錆びつくこともなく「モテ」に渇望する男たちの琴線を揺さぶり続けるのか…といえば、
それは「マメを貫く」のが比較的、後天的に修正しやすい性格的要素であることにも遠因がある…と、ぼくはにらんでいるのですが、「後天的」なぶん、後者の場合は「モテるマメ」の質の見極めや緩急の付け方に、どうしてもツメの甘さが生じてしまうのは致し方ありません。
前出の指摘のなかで、もっとも肝に銘じるべきなのは(4)の
「(マメが)すべての女性に
有効なモテテクだと
盲信してしまっている」
…というくだりでありましょう。
そう! 百人の女性全員が
「マメな男が好き」なわけではない
…のです。
「自分の時間を大切にしたいから
ある程度放ったらかしに
してくれる男のほうがいい」
…って女性も百人中十人程度(※←Gジィさんの雑感。具体的根拠はナシw)は間違いなく実在します。
そして、貴男が仮に
「オレはマメじゃない!」
…と自己を分析したなら、無理にハンパなマメを装う
より、その「十人」を探すことにエネルギーを注いでみるのもアリなのではないでしょうか。
ましてや、ここ“ハプバー”においては、10分の1の比率が
もっと増える可能性もあります。
一期一会を原則とする“ハプバー”では、ときに
「マメさ」より
「アグレッシブさ」
…のほうが重要視されるケースも多々あるからであって、「マメさ」に集中するあまり「アグレッシブさ」を失ってしまっては、
まさに本末転倒じゃないですか。
「マメじゃないこと」自体は
決して悪ではありません。
濃密な関係になる前のシャワーは入念に、口臭チェックも忘れずに…など、「マメ」以前の最低限な
「身だしなみ」
…にさえ万全の注意を払えばOKなのです。